開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 材料物性工学専攻 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | ゼミ形式で行い、参加者の発表も含む. |
授業科目名 | 材料界面制御学特論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 佐藤忠夫、佐伯 功 |
教員室番号 |
K504(佐藤) K505(佐伯) |
連絡先(Tel) |
0143-46-5631(佐藤) 0143-46-5634(佐伯) |
連絡先(E-mail) |
sato@mmm.muroran-it.ac.jp (佐藤) isaos@mmm.muroran-it.ac.jp (佐伯) |
オフィスアワー |
佐藤 火曜日14:00〜17:00 佐伯 木曜日13:00〜16:00 |
授業のねらい | 高級な耐食材料を使用しなくても、材料の表界面を制御することで安価な材料に耐食性を付与する事が可能となる。たとえば鉄鋼材料では表面の環境との相互作用である腐食を抑制するため、塗装などによる被覆が行われ、あるいは意匠性付与のためにめっきが施されている。これらは古くから知られている表面処理であるが、いっぽう近年では材料表面に機能と性質を付与し新しい材料を創製する試みが盛んに行われている。本講義では材料表面の性質、表面処理技術各論といった工学基礎を紹介した後、表面の特性をはかる技術を述べ、最後に表面処理技術が社会にどのように貢献あるいは貢献しようとするのかを用途別に紹介する。 |
到達度目標 |
1.表面の化学的・物理的特異性を理解し、表面処理の意義を理解する 2.各種表面処理法について理解する 3.求められる表面特性にたいして適切な表面処理プロセスを設計できる |
授業計画 |
1.ガイダンス、序論(1回):授業のあらまし、表面処理の目的、表面処理の応用 2.材料表面の性質(2回):清浄な表面、表面の反応性、金属表面の腐食と不働態 3.ウェットプロセスによる表面処理(3回):電解めっき、無電解めっき、陽極酸化、化成処理 4.ドライプロセスによる表面処理(3回):PVD,CVD,イオン注入、ドライエッチング 5.表面分析(4回):電子分光、光学応用計測、イオンプローブ、電気化学測定法 6.表面処理技術の工業的利用の現状と将来展望(2回)防食コーティング、電子デバイス、磁気記録・記憶媒体、表示デバイス、装飾コーティング |
教科書及び教材 | 教員が資料を作成し配布する |
参考書 | 教員が資料を作成し配布する |
成績評価方法 | 課題に対するレポートと発表状況により評価する。60点以上を合格とする |
履修上の注意 | 出席率60%以上の者が評価の対象となる。 |
教員メッセージ | |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | |
備考 |