開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 材料物性工学専攻 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 物理数学特論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 中川一夫、高野英明 |
教員室番号 |
K311(中川) N161(高野) |
連絡先(Tel) |
46-5611(中川) 46-5617(高野) |
連絡先(E-mail) |
nakagawa@mmm.muroran-it.ac.jp(中川) takano@mmm.muroran-it.ac.jp(高野) |
オフィスアワー |
火曜日 13:00〜15:00(中川) 火曜日 8:30〜10:15および金曜日 16:00〜18:00(高野) |
授業のねらい |
第6週目まで 我々がある事象を観察するとき,我々が得ることができるのはその事象が観測時間内でどのような変化をしているかということである。これは微積分の基本的な考え方である。第3週目までは,これまで学んできた微積分に関する知識の再確認する。その後,複素関数の考え方と複素積分の基礎を学ぶ。 第7週以降 フーリエ級数,フーリエ変換への橋渡しとする。6週目以後は,フーリエ変換がかわってくる物理現象における フーリエ変換の物理的意味や相関関数とスペクトルについて学ぶ。 |
到達度目標 |
1.微積分の計算が確実にできる。 2.微積分の意味を理解して,その考え方を問題に応用できる。 3.複素積分の計算ができる。 4.フーリエ級数,フーリエ積分およびフーリエ変換を理解する。 5.フーリエ変換の物理的意味を理解する。 6.相関関数とスペクトルの物理的意味を理解する。 |
授業計画 |
第1~3週 微積分 第4~6週 複素関数論序論 第 7〜 9週 フーリエ級数,フーリエ積分およびフーリエ変換 第10〜12週 物理現象とフーリエ変換 第13〜15週 相関関数とスペクトル |
教科書及び教材 |
教科書は用いない。 必要に応じてプリントを配布する。 |
参考書 | 一石 賢 著 「道具としての物理数学」日本実業出版社 2,200円 |
成績評価方法 | レポートで評価し,100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 出席の確認をする場合があるが,この確認時での欠席は減点の対象となる。 |
教員メッセージ | 大学院ではただ多くの講義をとれば良いというものではありません。自分にとって必要は講義を,きちんと履修計画を立てて受講してください。 |
学習・教育目標との対応 | なし |
関連科目 | データ解析法,基礎物性特論 |
備考 | なし |