開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 材料物性工学専攻
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 データ解析法
単位数 2
担当教員 澤口直哉
教員室番号 Y502
連絡先(Tel) 0143-46-5673 (内線 5673)
連絡先(E-mail) nasawa@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 金曜日 14:30 - 16:00
授業のねらい 実験等から得られるデータは誤差を含むため,データの特徴や傾向を適切に把握するためには統計学に基づいたデータ解析が不可欠となる。本講では統計学と確率論の基本事項を概説した後に,統計データの特徴を表現する方法について述べる。次に,材料や製品の品質管理等に有用である統計的な推定と検定の方法やデータと因子の相関分析と回帰分析を取り上げる。
到達度目標 1) 誤差の概念と扱い方を理解している。
2) 統計データの性質を定量的に表現できる。
3) 標本から母集団の性質を推定できる。
4) 統計データの検定ができる。
5) 最小2乗法に基づき,データの回帰曲線を求めることができる。
授業計画 1週目 授業の概要
2週目 データ処理の基礎
3週目 誤差 1)
4週目 誤差 2)
5週目 統計の基礎 1)
6週目 統計の基礎 2)
7週目 統計解析ソフトウェアの利用について
8週目 推定 1)
9週目 推定 2)
10週目 検定 1)
11週目 検定 2)
12週目 最小2乗法
13週目 その他のデータ処理法 1)
14週目 その他のデータ処理法 2)
15週目 討論
教科書及び教材 適宜ハンドアウトを配布。
参考書 『新しい誤差論』 吉澤康和、共立出版 (1989) (図書館に2冊所蔵あり)
『Excelで学ぶ統計解析』 涌井良幸、涌井貞美著、ナツメ社 (2003) (図書館に所蔵なし) 
成績評価方法 期末に課すレポートの評価で行い、100点満点の60点以上を合格とする。
履修上の注意 1) 講義には(関数)電卓を持参すること。
2) 授業の変更事項の連絡は授業中に行うか、掲示板を用いる。
教員メッセージ 講義内容を活かして、各自の研究におけるデータの扱い方を再考する契機として欲しい。
学習・教育目標との対応
関連科目
備考