| 開講学期 | 2008年度 前期 |
| 授業区分 | 週間授業 |
| 対象学科 | 情報工学専攻1年 |
| 対象学年 | 1 |
| 必修・選択 | 選択 |
| 授業方法 | 講義 |
| 授業科目名 | 知能情報工学演習 |
| 単位数 | 2 |
| 担当教員 | 渡邊真也、佐藤一彦 |
| 教員室番号 | V511(佐藤),V613(渡邉) |
| 連絡先(Tel) | 0143-46-5432(渡邉) |
| 連絡先(E-mail) |
satoh[at]csse.muroran-it.ac.jp (佐藤) sin[at]csse.muroran-it.ac.jp (渡邉) |
| オフィスアワー | 渡邉 月15:00〜16:00 |
| 授業のねらい | コンピュータ知能工学特論で学んだ進化ダイナミクスの1つである遺伝的アルゴリズムについて開発演習を行う.C言語を用いて遺伝的アルゴリズムのプログラムを組み,試行錯誤を通じた最適化の性能向上を行ってもらう.演習の終盤では,課題への取組の結果について発表し,相互に質議応答によって,プレゼンテーション技能を高める. |
| 到達度目標 |
1.遺伝的アルゴリズムに関する簡単なメカニズムや,問題の特性を考慮した最適化操作の組み込み方法などについて理解できる. 2.得られた結果から考察,分析を行い,そのことを再度アルゴリズムへフィードバックするというアルゴリズムの開発を行うことができる. 3.取り組み内容およびそこで得られた結果からの考察について過不足ないプレゼンを行うことができる.また,その内容について適切にレポートにまとめることができる. |
| 授業計画 |
第1週 遺伝的アルゴリズムに関する概要説明 第2−5週 C言語による開発演習(1) 遺伝的アルゴリズムに関するプロトタイプソースコードを理解する. 10試行平均や制約違反に対する扱いなどを自ら考え実装する. 第6−9週 C言語による開発演習(2) 交叉,選択,突然変異について様々な手法を実装し,どのような遺伝的操作が効果的であるかについて検討を行う. 第10−12週 C言語による開発演習(3) 複数のナップザックがある場合や複数の価値がある場合など拡張したナップザック問題に取り組む. 第13 - 15週 成果発表 各自,10分程度で成果発表を行う. その際,発表者以外は質疑だけでなく評価シートを記入するなど,相互評価を行う. |
| 教科書及び教材 | 講義プリントを配布する. |
| 参考書 |
・M.ミッチェル著, 伊庭斉志監訳:遺伝的アルゴリズムの方法, 東京電気大学出版会, 1997年 |
| 成績評価方法 | 講義における討論への参加状況と課題に関するレポートを総合して評価する. 100点満点に対して60点以上の得点をもって合格とする. |
| 履修上の注意 | |
| 教員メッセージ | 得られた結果を手法へフィードバックさせ,そこで得られた結果を再度分析し直すといった開発サイクルを体験してもらうことが本演習の最大の目標である.本演習を通じて,問題発見能力,問題解決能力を身につけてもらいたい. |
| 学習・教育目標との対応 | この授業科目は情報工学専攻の学習・教育目標の全ての項目に対応している. |
| 関連科目 | 知能情報工学特論 |
| 備考 |