開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 機械システム工学専攻
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義形式
授業科目名 計測工学特論
単位数 1
担当教員 相津佳永、湯浅友典
教員室番号 Y401,B209
連絡先(Tel) 0143-46-5348,0143-46-5347
連絡先(E-mail) aizu@mmm.muroran-it.ac.jp,yuasa@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日15時〜17時
授業のねらい 多変量解析の基礎を学ぶ。複雑事象を直交化軸に展開する手法の理解。重回帰の概念の理解と重回帰分析および主成分分析・要因分析の原理を理解し計測・評価への応用能力を養う。
到達度目標 1.多変量解析の基礎を学び,多くの複雑な現象の絡まりあった対象から一定の認識・理解を引き出す過程と手法を使いこなせるようにする。
2.具体的には,多変数ガウス分布による主成分分析の概念の理解と,直交化の手法の理解。
3.重回帰の概念の理解と重回帰分析および主成分分析の計測・評価への適用例を示す。
授業計画 1.統計変数の概念理解
2.統計的な直交性と直交化
3.同上
4.主成分分析
5.重回帰分析と重回帰
6.多変量統計変数の計測への適用例
7.同上
教科書及び教材 未定
参考書 有馬 哲・石村貞夫共著「多変量解析のはなし」東京図書
永田 靖・棟近雅彦共著「多変量解析法入門」サイエンス社  
成績評価方法 試験100点満点の結果で判定。60%以上を合格とする。再試験はない.
履修上の注意 1.講義中に演習が含まれることがある,欠席しないように.
2.再試験は行わない.
3.不合格者は再履修すること.
教員メッセージ 自然界の複雑事象を統計的な立場から計量評価し,適格な判断基準を得る資質を養うことを希望する。
学習・教育目標との対応 主に以下の能力の涵養に対応する.
1.機械システムを評価する能力
2.実験結果を評価する能力
3.数理モデルを構築し数値解析する能力
関連科目 学部:電気電子工学,計測工学,機械システム工学実験I・II
大学院:光センシング特論,生産システム情報工学特論
備考 広く様々な分野に共通の解析手法である.学ぶ価値有り.