開講学期 | 2008年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 建設システム工学専攻 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 鉄筋コンクリート構造設計学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 溝口光男 |
教員室番号 | D−228 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5205 |
連絡先(E-mail) | mitsuo@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日 12時00分〜12時30分,金曜日 12時00分〜12時30分 |
授業のねらい | 鉄筋コンクリート造建物の終局強度型耐震設計法に関して,鉄筋コンクリート部材の変形性状と弾塑性曲げ解析理論及び曲げ終局強度設計式,せん断破壊性状とせん断設計法,を修得することを目的とする。 |
到達度目標 |
1.鉄筋コンクリート部材の弾塑性挙動を理解し,各種部材の終局強度を計算することができる。(計算力) 2.鉄筋コンクリート建物の地震被害とその発生原因の対応を整理できる。(調査力) 3.鉄筋コンクリート建物の構造設計上の問題点や課題について理解できる。(分析力) 4.鉄筋コンクリート建物の構造設計上の問題について対策を考え,人に文章で伝えることができる。(解決力) |
授業計画 |
1週目 シラバスの説明 2週目 鉄筋コンクリート梁の弾塑性曲げ解析法 3週目 鉄筋コンクリート柱の弾塑性曲げ解析法 4週目 梁の曲げ終局強度式の誘導 5週目 柱の曲げ終局強度式の誘導 6週目 はり・柱の曲げ終局強度と変形性状 7週目 腰壁・たれ壁・そで壁付き部材の弾塑性挙動 8週目 連層耐震壁 9週目 RC部材の剪断終局強度式 10週目 せん断と付着に対する設計 11週目 鉄筋コンクリート有孔ばりのせん断強度とじん性 12週目 鉄筋コンクリート柱・はり接合部に関する研究の動向 13週目 鉄筋コンクリート柱はり接合部の研究の動向 14週目 鉄筋コンクリート造建物の耐震性能評価指針の概要 15週目 超高強度材料を用いた鉄筋コンクリート部材の各種強度計算式 |
教科書及び教材 | 配付したプリントを用いる。 |
参考書 |
日本建築学会 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説1999 定価(5,600円+税) 日本建築学会 建築耐震設計における保有耐力と変形性能(1990) 日本建築学会 鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説 定価(6500円+税) 日本建築学会 鉄筋コンクリート造建物の耐震性能評価指針(案)・同解説 定価(5600円+税) |
成績評価方法 | 100点満点でレポートのみで評価し,60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
1.計算力、調査力、分析力,解決力などの向上を目指して、適宜レポートの提出を求めます。 2.授業は各自に担当部分を割り振り,自分の担当部分では発表者として,また,他者の発表では質問者として参加する形式で行います。活発な質疑応答が行われるように,自主的な学習を期待します。 3.授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 |
教員メッセージ | レポートを数回課します。図書館等を利用して積極的に調べる習慣を身に付けて下さい。 |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | |
備考 |