開講学期 2008年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 建設システム工学専攻
対象学年 1
必修・選択 選択
授業方法 講義と演習
授業科目名 鋼構造学特論
単位数 2
担当教員 小室雅人
教員室番号 D-205
連絡先(Tel) 0143-46-5228
内線:5228
連絡先(E-mail) komuro@news3.ce.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 12:00--12:30
火曜日 12:00--12:30
上記時間以外でも可。メールでアポを取ると確実。
授業のねらい 鋼構造物の新しい設計方法である限界状態設計法(荷重抵抗係数設計法)を学び,許容応力度設計法との違いを理解し,実際に簡単な鋼部材の設計ができるよう学習する.
到達度目標 1.限界状態設計法(荷重抵抗係数設計法)の基本を理解し,許容応力度設計法の違いを説明できる.
2.構造設計とは何かを理解し,説明できるようになる.
3.鋼部材(圧縮材,曲げ材)の限界状態設計法を理解し,簡単な部材の設計計算ができるようになる.
授業計画 1週目:構造設計とは(1)
2週目:構造設計とは(2)および荷重
3週目:設計基準
4週目:構造用鋼材(1)
5週目:構造用鋼材(2)
6週目:設計の哲学
7週目:荷重抵抗係数設計法
8週目:圧縮材の理論(1)
9週目:圧縮材の理論(2)
10週目:圧縮材の設計(1)
11週目:圧縮材の設計(2)
12週目:圧縮材の設計(3)
13週目:曲げ材の設計(1)
14週目:曲げ材の設計(2)
15週目:全体のまとめ
教科書及び教材 プリントを配布する
参考書 1. Specification for Structural Steel Buildings (ANSI/AISC 360-05), AISC, 2005.3, [Free Download]
{http://www.aisc.org/Content/NavigationMenu/ePubs/freePubs1/Specifications_and_Codes/Specifications_and_Codes.htm}
2. Seismic Provisions for Structural Steel Buildings (ANSI/AISC 341-05), AISC, 2005.3, [Free Download]
{http://www.aisc.org/Content/NavigationMenu/ePubs/freePubs1/Specifications_and_Codes/Specifications_and_Codes.htm}
3. Stability Design of Steel Frames, Chen, W.F. and Lui, E.M., CRC Press, 1991 
成績評価方法 60点以上を合格とする.授業への参加と貢献およびレポートを総合的に評価する.
履修上の注意 土木鋼構造学を理解していることが前提条件である.
教員メッセージ 構造系コンサルタント,建設会社を希望する学生には必須でしょう。
学習・教育目標との対応 (2)個々の技術的問題を分析し,どのような解法が可能であるかについて考え,最適な方法を選択して,正確に解法を実施する能力の修得 (問題分析・解決能力)
関連科目 学部レベルの構造力学系科目,鋼構造学などの上にある高等科目の一つである。
備考