開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 共通科目 |
授業科目番号 | 20 |
授業科目名 | 流体関連振動論 |
開講曜日と時限 | 木曜日1,2時限(午前8時45分〜10時15分) |
教室番号 | A−306 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 全専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 飯島 徹(IIJIMA,Toru) |
教員室番号 | T-103 |
連絡先(Tel) | 電 話 0143-46-5996 |
連絡先(E-Mail) | Iijima@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 8:30-17:30 |
授業のねらい | 土木分野から機械及びシステム工学へとコラボレートした広い分野での流体と構造物の連成振動された問題を取り扱う学問を流体関連振動という。本授業では,事例から学ぶ流体関連振動という教科書を用いて、VTRなども使い、現実の社会での問題のトピックスを外部の先生をお呼びして講義することで例題を通して修得する。 |
到達度目標 |
1.流体関連指導に関する基本的な公式を理解し,問題を解くことができる。(計算力)
2.メカニズムを理解し,・・概念やものの見方・考え方を正確に述べることができる。(知識力) 3.考え方や重要なパラメータのつかみ方を理解し,限界振動領域の判定に基づいた論証を適切に展開できる。(論理力) 4.最近のトレンドである流体関連振動問題を理解し,具体的な適用例をあげて説明ができる。(理解力) |
授業計画 |
週 授 業 内 容 等 備 考
1週目 シラバスの説明、FIVの概要 pp.1-5(教科書) 2週目 無次元数の種類 pp.6-12 3週目 振動の性質 pp.13-21 4週目 各種パラメータ概要 pp.22-29 5週目 背景と歴史 pp.30-51 6週目 実際の各種問題の運動方程式〃 〃 7週目 〃 pp.52-60 8週目 〃 9週目 VTR pp.61-70 10週目 実際の各種問題の運動方程式 pp.71-81 11週目 外部講師の講演 pp.82-90 12週目 実際の各種問題の運動方程式 pp.91-99, 13週目 〃 pp.100-110 14週目 〃 15週目 〃 |
教科書及び教材 | 飯島 徹供著「事例から学ぶ流体関連振動」日本機械学会編 技報堂出版 定価(4200円+税) |
参考書 |
Naudasher著「Flow Induces Vibration 定価(12000円+税)(図書館に1冊所蔵あり)
Blevins著「Flow Induces Vibration」 定価(14000円+税) (図書館に所蔵なし) |
成績評価方法 | 100点満点で外部講師講義レポート30点、出席50点,小レポート20点の割合で評価する。 |
履修上の注意 |
1) 80%以上の出席が必要(未満の場合は、非履修とみなす)。
2) 知識力、理解力、計算力などの向上を目指すために、テキストは購入すること 3) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 4) 再試験は行わない。 5) 不合格者は再履修すること。 |
教員からのメッセージ |
レポートを数回、課す予定である。他人のレポートを見ることなく自力で作成すること。
採点しやすいように,見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 模範解答は、教員室の前に掲示しておくので参考にすること。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、に対応している。
学科の学習・教育目標の、 (A)−2:数学基礎とその応用能力 、(A)−4:、に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 、に対応している。 |
関連科目 | この科目の履修にあたっては、物理の力学、振動学、流体力学、土木工学科の水理学、流れの力学など |
その他 |