開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 共通科目
授業科目番号 18
授業科目名 社会情報システム特論
開講曜日と時限 火曜7〜8時限
教室番号 A309
開講学期 後期
単位数 2
対象学科・学年 全専攻1年
必修・選択の別
授業方法 講義を中心に、適宜、提示された課題に対する検討と発表、それに対する討議を行う。
担当教員 刀川 眞(TACHIKAWA, Makoto)(情報メディア教育センター)
教員室番号 D-303
連絡先(Tel) 0143-46-5891
連絡先(E-Mail) tachikaw@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 特に指定しない。
授業のねらい 情報技術の進展に伴い、情報システムが社会のあらゆるところに浸透している。情報システム利用者の増大に伴い、情報システムをコンピュータや通信ネットワークだけでなく、それらとインタラクションを行う人間・組織・社会も含めるような考え方が生じている。これが社会情報システムの基本であり、情報システムを構築する際はもとより、情報システムを有効に活用し、また積極的に情報に接する際の基礎となるものである。このような動向を背景に、本講義では社会により適合する情報システムについて、利用と構築の両面から学ぶ。
到達度目標 1)情報、コミュニケーション、システムの相互関係を理解する。
2)情報システムの基本、および人・組織・社会との関係を理解する。
3)社会における情報システムの適用とその構築の基本を理解する.
授業計画 情報システムの現状と活用、これからの社会に向けた情報システムとその構築法などについて、社会情報システムの観点から議論する。

第1回  社会・情報・システム
第2回  情報システムとは
第3回  様々な情報システム
第4回  事例発表1
第5回  情報システム構築の基本
第6回  情報システム構築における上流工程
第7回  情報システム構築とITベンダーの役割
第8回  情報システムとセキュリティ
第9回  社会情報システムとは
第10回  社会情報システムの背景
第11回  社会情報システムの展開
第12回  社会情報システムとセキュリティ
第13,14回 事例発表II
第15回  まとめ

教科書及び教材 必要な都度、プリントを配布するとともに、適宜、参考文献を示す。
参考書
成績評価方法 レポート、授業の中で提示する課題の分析状況、および議論への参加度で評価する。
履修上の注意
教員からのメッセージ 大学や大学院では、単なる知識の獲得よりも事象を自らの視点で解釈し、そこに存在する「意味」を考え「本質」に近付けるようになることが大切である。このような力を身に付けるため、講師と受講生、および受講生間の相互触発を重視するとともに、受講生には講義への積極的な参加を期待する。
学習・教育目標との対応
関連科目
その他