開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 共通科目
授業科目番号 11
授業科目名 現代社会特論
開講曜日と時限 水曜5〜6時限
教室番号 N659
開講学期 後期
単位数 2
対象学科・学年 全専攻1年
必修・選択の別 選択
授業方法 演習(議論を中心としたゼミナール)
担当教員 奥野恒久(Okuno Tsunehisa)
教員室番号 N-657
連絡先(Tel) 0143−46−5821
連絡先(E-Mail) okuno@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日10時30分〜11時30分、木曜日18時〜19時
授業のねらい 文献を輪読しながら、現在の政治や社会のあり様について、憲法理論を参照しつつ検討・議論する。自らの関心があるテーマについて報告・議論を重ねながら研究ノート(レポート)を作成する。
到達度目標 1.社会科学の文献を読解する能力を身につける。
2.現代の社会を社会科学的視点で把握する。
3.自身の考え方も含め議論をする能力を身につける。
4.社会科学系の論文作成のための基礎的能力を身につける。
授業計画 ・受講生の関心あることがらを出し合い、各自のテーマを設定する。
・それぞれのテーマについて調べたり考えてきたことを報告・議論する。
・議論を重ねつつ、最終的には自らのテーマで8,000字程度の研究ノートを作成する。
・上記と並行して、現在の社会を考える上で重要と思われる文献を選定し、決められた範囲を読んできて議論する。
教科書及び教材 受講生の問題意識に応じて適宜指示するが、現在のところ以下のようなものを考えている。
・豊下楢彦『集団的自衛権とは何か』(岩波新書、2007年)780円
・山田昌弘『少子社会日本〜もう一つの格差のゆくえ〜』(岩波新書、2007年)740円
・最上敏樹『いま平和とは〜人権と人道をめぐる9話〜』(岩波新書、2006年)740円
・浜井浩一・芹沢一也『犯罪不安社会〜誰もが「不審者」?』(光文社新書、2006年)
参考書 受講生の問題意識に応じて適宜指示する。
成績評価方法 学期末試験は行わない。
学期末の研究ノート50点と、平常点50点(遅刻なしの出席を前提に、報告や議論への積極的参加)とで評価する。
履修上の注意 特になし。
教員からのメッセージ 平和の問題や労働の問題など、身近な問題にひきつけつつ、現在、社会の奥底で一体何が生じているのかを考えて行きたい。
社会に対する批判的な視点を身につけていただきたい。
学習・教育目標との対応 JABEE基準
(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力
(b)技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
関連科目 特になし。
その他 特になし。