開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 共通科目 |
授業科目番号 | 5 |
授業科目名 | 比較文学 |
開講曜日と時限 | 水曜日5・6時限 |
教室番号 | N103 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 全専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | ゼミナール形式 |
担当教員 | 丹菊 喬二 |
教員室番号 | N565 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5837(T/F) |
連絡先(E-Mail) | tangiku@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜日 14:35〜17:00
木曜日 14:35〜17:00 |
授業のねらい |
文学は人間の生のいとなみを対象とする言語芸術であるゆえ、それ自体が多様であるばかりでなく、また他の芸術ジャンル・思想とも共通性をもっている。そこに比較文学論の成立する契機がある。
文学作品とそれを生みだす伝承(口承/書承)とは芸術ジャンルとしては別個のものであるが、互いに深く関わりあっていることに理解を得ること |
到達度目標 | 日本の説話(口頭伝承による)と、ヨーロッパ・アジア・アフリカの説話との比較論を通して、両者のもつ共通性について、また、両者とも孤立的に成立したものではなくて長い伝統の末の(現在での)結実として観ることができることについて理解を深める。 |
授業計画 | 資料を用いて共通知識を構築したうえで意見交換を試みる |
教科書及び教材 | 阿部勤也「ヨーロッパ中世の宇宙観」、松居友「昔話の死と誕生」、野口芳子「グリム童話と魔女」などより講師が準備する |
参考書 | |
成績評価方法 |
レポートを課す
期末試験はおこなわない |
履修上の注意 | 教材の講読の過程で討論や意見交換を予定するが、それへの積極的な参加を期待する |
教員からのメッセージ | 情報を求めて性急に読書するのではなく、言葉がおのづと我々のこころにおいて動き出すのを待つような読書を体験すべく読書の稽古をすることが大切です |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | |
その他 |