開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 共通科目
授業科目番号 4
授業科目名 認知と言語
開講曜日と時限 木曜日1・2時限
教室番号 N303
開講学期 後期
単位数 2
対象学科・学年 全専攻1年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義および演習
担当教員 橋本邦彦
島田 武
教員室番号 N664(橋本)
N561(島田)
連絡先(Tel) 46-5833(橋本)
46-5838(島田)
連絡先(E-Mail) kuni3587@mmm.muroran-it.ac.jp
shim@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 橋本:火曜日9:00-11:30、水曜日15:00-17:00
授業のねらい 私たちは英語で表現しようとする時に、どうしても英語の発想・論理ではなく、日本語の発想・論理で英語表現を作り出そうとしてしまいます。コミュニケーションを円滑に行うためには、実は、表現先の発想や論理が大切な要因になってきます。日本語と英語の発想・論理の違いをいくつかの具体的な用例を手がかりに見つけて、それを基にして英語コミュニケーションの改善に向けての役に立つ方法を考えることが、この授業の主な目的です。
到達度目標 1. 英語の発想・論理と日本語の発想・論理の相違点を理解することができる:50%
2. 両者の相違点を自分でも見つけ出し、指摘することができる:20%
3. 英語の発想・論理で英語の表現を考えることができる:30%
授業計画 第1回 授業の進め方の説明
第2回 言語の発想・論理と表現との関係について(Part1)
第3回 言語の発想・論理と表現との関係について(Part2)
第4回 言語の発想・論理と表現との関係について(Part3)
第5回 相手と接する際の表現
第6回 「ぼくはウナギだ」表現
第7回 肯定表現と否定表現の違い 
第8回 語彙の意味のずれ
第9回 イディオムとことわざの発想・論理の違い
第10回 モノ的言語とコト的言語
第11回 ナル的言語とスル的言語(Part1)
第12回 ナル的言語とスル的言語(Part2)
第13回 ユーモアの発想
第14回 英語表現とその日本語訳
第15回 日本語の発想と英語の発想、レポート課題
教科書及び教材 配布するオリジナル・プリント
参考書
成績評価方法 100点満点中60点以上を合格とする。その成績はレポートで評価する。
履修上の注意 原則として、欠席は履修登録締め切り後2回までしか認めない。
教員からのメッセージ 1. 演習形式で行うので、受身ではなく、積極的に授業の参加してもらいたい。
2. 好奇心の翼を大きく広げる。
学習・教育目標との対応 JABEE基準(1)(f)後半部「国際的に通用するコミュニケーション基礎能力」、及び大学院履修要項(平成19年度)教育目標3)「論理的な思考を展開し、それを他者に的確に伝えることができるとともに、他者の意見を理解することのできる国際的なコミュニケーション能力を持った技術者を養成する」に対応。
関連科目 言語文化特論、欧米の文化、北アメリカ文化研究、映画比較文化論、沈黙のことば
その他