1 開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 共通科目
授業科目番号 21
授業科目名 産学連携論
開講曜日と時限 金曜7〜10時限(隔週)
教室番号 A333
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 全専攻1年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 高田 公久(TAKADA Kimihisa)、(財)北海道科学技術総合振興センター
教員室番号
連絡先(Tel) 0143-46-5111
0143-46-5107
連絡先(E-Mail) k-takada@sky.plala.or.jp
オフィスアワー
授業のねらい 世界的なグローバル経済化の下、日本の産業は産学連携により益々知識集約化した付加価値を、今後とも物作りに添加して行かねばならぬ。
この様な状況の中で、産学連携は更に重要度を増してゆくであろう。
この産学連携を効果的に又効率的に進め、結果として産も学もそこから多くのものを得る様にし、以って日本の産業及び大学の振興を図るには如何すれば良いか、を勉強し合う。 
到達度目標 1.産学連携の経緯と現状の理解。
2.具体的な取組み事例を紹介し、成功した理由・失敗した理由を理解する。
3.効率的且つ効果的な産学連携にするには、如何したら良いかを理解する。
4.海外の産学連携の実態と、日本に求められる人材とは何か、の理解。
授業計画 第1週 「産学連携は何故必要か」       
世界的自由経済化の下で、今後日本が更に発展する為に、産業界・大学の連携の必要性を説明する。
第2週 「日本に於ける産学連携の歴史」
第3週 「知財とTLO」
第4週 「大学発ベンチャー」
第5週 「産学連携の現状(その1)」
第6週 「産学連携の現状(その2)」
第7週 「産学連携の課題」
第8週 「産学連携の課題への対応策」
第9週 「産学連携で求められる人材」
第10週 「産学連携に於ける利益相反」
第11週 「産学連携に於ける地域、中小企業への対応」
第12週 「取組事例(その1)」(広島大、岩手大、静岡大)
第13週 「取組事例(その2)」(大阪大、名工大、室工大)
第14週 「産学連携の評価」
第15週 「海外に於ける産学連携」(米、英、独 等)
教科書及び教材 授業はパワーポイントを使うので、特に指定はしない。
参考書 「技術移転ガイドブック」(羊土社、@2940円)、但し購入は自由。
成績評価方法 レポート2回(中間、期末)。各2000〜1000字程度。ともに50点満点、合計100点満点で評価する。
但し内容は、簡潔で分かり易く、論理的で、何を言いたいか「自分の考え」を述べる事。 (文章として纏りの無いものは、減点する)
履修上の注意 出席率70%以上を履修条件とする。 但し、出席率が
69〜60%は10点を、59〜50%は20点を、49〜40%は30点を、評価点から減点して、最終評価点とする。
教員からのメッセージ 卒業後は何らかの形で産学連携に係わる機会が多いと想像します。その意味でこの機会に産学連携の現状・課題・対応策等を理解して貰えたら幸甚です。
学習・教育目標との対応
関連科目 ベンチャービジネス特論、技術開発論、ビジネスモデル作成論
その他