開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 専攻別科目 
授業科目番号 19
授業科目名 粉粒体工学特論
開講曜日と時限 木曜日3,4時間目(10:25〜11:55)
教室番号 U301
開講学期 後期
単位数 2
対象学科・学年 応用化学専攻1年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 空閑良壽 (Kuga Yoshikazu)
教員室番号 H308
連絡先(Tel) 46-5765
連絡先(E-Mail) kuga@mmm.muroran-it.ac.jp
連絡の際は,まずは研究室を訪ねてください。
オフィスアワー 月,水,15:00〜17:00を予定。
授業のねらい 化学工学,統計的なデータ処理法の基礎の再認識にくわえて,微粒子工学やナノテクノロジーを用いた機能性材料創成法を理解する。
到達度目標 下記の事項の概念を理解し,応用できる力を身につける。
1)化学工学の基礎概念の再確認
2)粒子径分布の概念
3)誤差解析と統計的応用
4)微粒子の機能化技術と評価法
5)データベースや電子ジャーナルを用いた文献検索と紹介

授業計画 第1週〜第4週
1) 単位と次元
2) 気体の状態方程式
3) 蒸気の取り扱い
4) 物質収支
第5週〜第7週
5) 微粒子のサイズ・形状を例として,その分布表現について理解する。
第8週〜第10週
6) 実験データの処理法,誤差の取り扱いについて統計的手法を用いた理解を深める。
第11,12週
7)機能性微粒子の製造方法とその評価。
第13〜15週
8)データベースによる検索や電子ジャーナルの利用法を学び,微粒子工学に関する英文の新しい文献を紹介し,理解する。
教科書及び教材 1)奥山喜久夫、増田弘昭、諸岡成治 「微粒子工学」オーム社 [附属図書館蔵]
2) John R. Taylor 著,林・馬場 訳 「計測における誤差解析入門」 東京化学同人 [附属図書館蔵]
3) William C. Hinds“Aerosol Technology 2nd Ed.”John Willey & Son Co. Ltd.[附属図書館蔵]
参考書 1)浅野康一著「新訂版 化学プロセス計算」共立出版
成績評価方法 授業での発表内容(40%),レポート(30%),小テスト(30%)により評価する。
履修上の注意 出席が授業実施回数の2/3に満たない場合は、履修資格を失うので注意すること。
教員からのメッセージ 大学院で学びたいこと,学ぶべきことは何か?真剣に考えてみましょう。
学習・教育目標との対応 応用化学専攻の学習・教育目標との対応については,授業開始時に説明する。
関連科目 化学工学特論,拡散工学特論,応用計測論
その他