開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目番号 | 17 |
授業科目名 | 拡散工学特論 |
開講曜日と時限 | 水曜日 9〜10時限(16:15〜17:45) |
教室番号 | U301 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 応用化学専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 太田光浩(OHTA, Mitsuhiro)(応用化学科・化学プロセス工学講座) |
教員室番号 | H305 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5767 |
連絡先(E-Mail) | mohta@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 応化ホームページ参照 |
授業のねらい |
化学装置設計や化学プロセスの最適化において,各種移動現象の
把握と制御が必要となる. 本授業では,学部で修得した移動現象の基礎知識の上に,より複 雑な装置内移動現象に関する理解を深める. |
到達度目標 |
・化学工業プロセスにおける移動現象の重要性を理解する.
・移動現象を支配する基礎式(支配方程式)をの導出過程を習得し, その意味を理解する. ・様々な化学装置内で見られる複雑な移動現象の本質を理解する. |
授業計画 |
1.移動現象を支配する基礎式(支配方程式)について説明する.
2.適切な仮定・境界条件の下で支配方程式を解く. また,これに関して数値解析について解説する. 3.無次元数を導出し,本質を理解する. 4.無次元数・無次元相関式の物理的意味を習得し,スケール アップ手法を習得する. 5.化学装置設計の設計・操作について述べ,また最近の移動 現象過程が関連した話題について述べる. |
教科書及び教材 | プリントを配布する |
参考書 |
Transport Phenomena (2nd ed.),R.B.Bird et al. Wiley (2002)
Transport Phenomena,R.B.Bird et al. Wiley (1960) Boundary-Layer Theory, H. Schlichting, McGraw-Hill (1979) Hydrodynamics, H. Lamb, Cambridge Univ. Press. (1932) Turbulence, J. O. Hinze, McGraw-Hill (1959) Conduction of Heat in Solids, H. S. Carslaw, Oxford Univ. Press. (1959) |
成績評価方法 | レポートにより評価する. |
履修上の注意 | 移動論を習得していることが望ましい. |
教員からのメッセージ |
大学院は学部とは違います.受け身でものごとに取り組むことは
よくありません. |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | |
その他 |