開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目番号 | 13 |
授業科目名 | 生体分子解析学特論 |
開講曜日と時限 | 木曜5〜6時限 |
教室番号 | Y302 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 応用化学専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 日比野政裕(HIBINO, Masahiro)(応用化学科・化学プロセス工学講座) |
教員室番号 | Y-301 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5771 |
連絡先(E-Mail) | hibino@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月・火曜日の9:00〜10:00 |
授業のねらい | 生命現象のひとつひとつを構造と機能の階層的発展という図式の中でとらえ、生物がいかに巧みに自然法則を工学的に利用しているか、その仕組みについて考察する。 |
到達度目標 |
1.細胞が集積して作る個体構造、オルガネラで構成される細胞の構造、オルガネラの構成要素であるタンパク質の構造という生物の構造における三つの特異的構造を理解する。
2.生物の基本構造を基礎に、構造に支えられた生物の機能について理解する。 3.ナノテクノロジーとバイオテクノロジーの横断領域について考察する。 |
授業計画 |
講義は前半の10週で行い、後半の5週は各自が興味をもった課題について英文の原著論文、総説を読み、その内容を理解し、レポートにまとめる。
第1週 はじめに(講義の概要) 第2週 細胞膜(1)細胞膜の基礎的な構造と機能 第3週 細胞膜(2)細胞膜の働きの基礎(膜の相互作用) 第4週 細胞膜(3)細胞膜における情報変換とその機構1 第5週 細胞膜(4)細胞膜における情報変換とその機構2 第6週 細胞の機能とテンセグリティ(1) 第7週 細胞の機能とテンセグリティ(2) 第8週 タンパク質の変性と分子シャベロン 第9週 生体一分子計測技術(1) 第10週 生体一分子計測技術(2) |
教科書及び教材 | 特に指定していない。 |
参考書 |
(1)カープ「分子細胞生物学」東京化学同人
(2)大沢文夫「講座:生物物理学」丸善 (3)永山國昭「生命と物質」東京大学出版 (4)イスラエルアチヴィリ「分子間力と表面力」朝倉書店 (5)赤坂一之編「蛋白質」吉岡書店 (6)石渡信一編「生体分子モーターの仕組み」共立出版 (7)曽我部正博・臼倉治朗編「バイオイメージング」共立出版 (8)石川春律編「バイオイメージングの最先端」先端医療技術研究所 |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績はレポートで評価する。 |
履修上の注意 | 特になし。 |
教員からのメッセージ | 生物学、化学、物理学の境界領域にも面白い問題がたくさんあります。 |
学習・教育目標との対応 |
1.専門的知識を身につける。
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関連科目 | 生命科学に関する科目。 |
その他 |