開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目番号 | 31 |
授業科目名 | 融体加工学特論 |
開講曜日と時限 | 不定期 |
教室番号 | K402 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 材料物性工学専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義と演習 |
担当教員 | 桃野 正 |
教員室番号 | K611 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5637 |
連絡先(E-Mail) | momono@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜10:00〜12:00 |
授業のねらい | 金属の溶解と凝固に関する基礎知識を身に付け、組成的過冷、偏析、結晶組織の形成について学ぶ。鋳型内で生ずる凝固現象が、平衡状態図をもとに、非平衡現象として論ずる。 |
到達度目標 |
1.平衡状態図を基礎として説明されている組織形成が、比較的
速い凝固速度である鋳造プロセスでは、状態図とは異なった 相が形成されることを概念として学ぶ。 2.組成的過冷と界面安定性について学び、組織形成に及ぼす影 響を、定量的に論ずることができる。 |
授業計画 |
1.結晶核生成と成長
2.純金属の凝固と合金の凝固 3.結晶の組織形成過程 4.組成的過冷と界面安定性(I) 5.組成的過冷と界面安定性(II) 6.二元系平衡状態図とミクロ偏析 7.マクロ偏析と園防止策 8.片状黒鉛鋳鉄の凝固と状態図 9.球状黒鉛鋳鉄の製造 10.鋳鉄の熱処理 11.鋳塊の偏析とその防止(ケーススタディ) 12.アルミニウム合金鋳物とダイカスト 13.鋳造方案と鋳造欠陥 14.試験と評価 15.評価結果のフィードバック |
教科書及び教材 | M.C.Flemings著 Solidification Processing |
参考書 | G.J.Davies著 Solidification and Casting |
成績評価方法 | 試験70%、レポート30% |
履修上の注意 | |
教員からのメッセージ | |
学習・教育目標との対応 | 新しい科学技術を展開し社会に貢献する技術者の育成を主眼とし、1)〜3)の項目を目標とする。 |
関連科目 | |
その他 |