開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 専攻別科目 
授業科目番号 3
授業科目名 基礎物性特論
開講曜日と時限 火曜日 3〜4時限(10:25〜11:55)
教室番号 C207
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 材料物性工学専攻1年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 永田正一 (NAGATA, Shoichi)(材料物性工学専攻)
教員室番号 K-603
連絡先(Tel) 0143-46-5612
連絡先(E-Mail) naga-sho@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日16:00-18:00
授業のねらい 固体電子論の基礎が量子論、統計力学、結晶学、化学結合論等とどのように関連し学問体系が構築されているか理解すること。
到達度目標 (1)フェルミ−ディラック統計とボーズ−アインシュタイン
   統計の原理および固体電子論への基礎的応用
(2)周期ポテンシャル中の1電子状態およびエネルギーバンド
   理論の理解
授業計画   ○ ボルツマン分布の復習
  ○ スピンと統計:フェルミオンとボソン
  ○ フェルミの分布関数
  ○ フェルミの分布関数の性質
  ○ フェルミの分布関数の応用と固体電子論の基礎
  ○ ボーズ-アインシュタイン凝縮    
  ○ 自由電子気体
  ○ 電気伝導率とオームの法則
  ○ 周期ポテンシャル中の1電子状態
  ○ エネルギーバンドとエネルギーギャップ
  ○ 固体中の電子の動力学
  ○ 強相関電子系の話題
教科書及び教材 なし
参考書 Charles Kittel著、 宇野良清、他訳
「固体物理学入門上」第7版 丸善 定価3570円 (1998)
(図書館に所蔵あり)
成績評価方法 課題に対するレポートおよび受講状況を総合して行う。
履修上の注意 結晶構造学、量子論および統計熱力学の基礎を
習得していることが望ましい。
教員からのメッセージ レポ−トは自力で作成すること。見やすい
文字や書き方を心がけること。
学習・教育目標との対応
関連科目
その他