開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 専攻別科目 
授業科目番号 1
授業科目名 データ解析法
開講曜日と時限 月曜7〜8時限
教室番号 Y502
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 材料物性工学専攻1年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義および演習
担当教員 澤口 直哉 (SAWAGUCHI,Naoya) 
教員室番号 Y607
連絡先(Tel) 0143-46-5673
連絡先(E-Mail) nasawa@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日 10:25-11:55
授業のねらい 実験等から得られたデータは誤差を含むため、データの特徴や傾向を適切に把握するためには統計学に基づいたデータ解析が不可欠となる。本講では,統計学と確率論の基本事項を概説した後に、統計データの特徴を表現する方法について述べる。次に、材料や製品の品質管理等に有用である統計的な推定と検定の方法、データと因子の相関分析と回帰分析を取り上げる。
到達度目標
1) 系統誤差と偶然誤差の違いと対処法が理解できている。
2) 統計データの性質を定量的に表現できる。
3) 標本から母集団の性質を推定できる。
4) 統計データの検定ができる。
5) 最小2乗法に基づき,データの回帰曲線を求めることができる。
授業計画
 1週目 授業の概要
 2週目 代表値
 3週目 誤差
 4週目  〃
 5週目 確率密度関数と確率分布関数
 6週目 標本分布
 7週目 統計解析ソフトウェアの利用について
 8週目 推定
 9週目 推定、レポート課題提示
10週目 検定
11週目  〃
12週目 最小2乗法
13週目 その他のデータ処理法
14週目  〃
15週目 討論
教科書及び教材 プリントを配布。
参考書 吉澤康和著「新しい誤差論 実験データ解析法」共立出版 4,725円(税込) (図書館に2冊所蔵あり)
涌井良幸・涌井貞美著:「Excelで学ぶ統計解析」ナツメ社 2,625円(税込)(図書館に所蔵なし)
成績評価方法 成績はレポートの評価で行い、100点満点の60点以上を合格とする。レポートを未提出の者は不合格となる。
履修上の注意
1) 適宜演習課題を出すので、各自がPCを用いて解くこと。
2) 講義には(関数)電卓を持参すること。
3) 授業の変更事項の連絡は授業中に行うか、掲示板を用いる。
教員からのメッセージ 講義内容を活かして、各自の研究におけるデータの扱い方を再考する契機として欲しい。
学習・教育目標との対応
関連科目
その他