| 開講年度 | 2007 |
| 教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
| 授業科目番号 | 12 |
| 授業科目名 | センシングシステム演習 |
| 開講曜日と時限 | 水曜日1−2時限 |
| 教室番号 | R101 |
| 開講学期 | 前期 |
| 単位数 | (2) |
| 対象学科・学年 | 情報工学専攻1年 |
| 必修・選択の別 | 選択 |
| 授業方法 | 演習・実験 |
| 担当教員 |
板倉賢一
永野宏治 |
| 教員室番号 |
板倉:V510
永野:V508 |
| 連絡先(Tel) |
板倉:46-5424
永野:46-5420 |
| 連絡先(E-Mail) |
板倉:itakura(at)csse.muroran-it.ac.jp
永野:nagano(at)csse.muroran-it.ac.jp スパム対策のため@を(at)で表記しています。 |
| オフィスアワー |
板倉:
永野:月曜日14:30-15:30 |
| 授業のねらい | センシングシステム技術を学ぶ上で、電気信号の計測方法と解析方法の理解は不可欠である。これらの技術は、自らが経験し、体得して理解が深まる。そこで本演習では、受講者各自が電気計測とその信号解析を実際に体験する。また、計測実験の成果を口頭発表して、コミュニケーション力も養う。 |
| 到達度目標 |
1.基本的な計測装置であるディジタルオシロスコープを操作できるようになる。(25%)
2.信号の周波数解析の方法(プログラミング、表示、解析方法)を身につける。(25%) 3.計測対象の意味を理解して、測定信号を適切に解析・表現する技術を身につける。(25%) 4.計測実験の成果を、英語の資料を使って発表できるようになる。(25%) |
| 授業計画 |
1週目:ディジタルオシロの操作と説明
2週目:ディジタルオシロの操作の実技演習 3週目:ディジタルオシロの操作の実技試験 4週目:音声の計測 5週目:音速の計測 6週目:測定信号の検証 7週目:音声の計測と音速の計測を完成する 8週目:スペクトル推定のプログラム作成と実験データの考察 9週目:平面波の計測実験 10週目:円柱媒質中の速度測定実験 11週目:スペクトル推定のプログラム作成と実験データの考察 12週目:4チャンネルの加速度振動計測実験 13週目:スペクトル推定のプログラム作成と実験データの考察 14週目:発表資料の作成 15週目:成果発表会 |
| 教科書及び教材 |
適宜資料を配布し、授業で解説する。
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| 参考書 |
E.O.Doebelin著「Measuremet Systems -Application and Design-」McGraw-Hill
苅屋公明、山田 光著「計測工学」国民科学社 尾知博著「シミュレーションで学ぶディジタル信号処理」、CQ出版 金谷健一著「これなら分かる応用数学教室」共立出版 城戸健一著「ディジタル信号処理入門」、丸善 その他 |
| 成績評価方法 |
ディジタルオシロスコープの操作方法について、実技試験と口頭試問を行う(20点)。計測実験の成果を発表し、その発表内容について成績評価する(40点)。計測実験の成果発表の発表技術について成績評価する(40点)。以上の合計で、60点以上を合格にする。
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| 履修上の注意 |
「センシングシステム特論」と協調して進める予定である。いずれの科目とも、原則として無断欠席、遅刻は認めない。欠席、遅刻せざるを得ない場合は、事前に事情を担当教員へ連絡すること。
不合格者は再履修すること。 |
| 教員からのメッセージ | 上述のように、成績評価において最終成果発表の配点が高い。各自が取得したデータを、オリジナルな観点から解析、表示し、発表に望むことを期待する。 |
| 学習・教育目標との対応 |
本専攻の学習、教育目標である、(1)情報工学に関する確固たる基礎知識を有するとともに、高度な専門性と実践的な応用能力を有する技術者を育成する、(2)自己の専門分野における優れた研究能力を有するとともに、時代の変革に対応して自己の能力を高めることができる技術者を育成する、(3) 論理的な思考力により課題を解決する能力を有するとともに、国際的な視野で他者との共同作業を実現できるコミュニケーション能力を有する技術者を育成する、のいずれにも対応するが、(1)と(3)の目標に関連深い科目である。
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| 関連科目 |
学部の「線形システム論」、「情報計測工学」、「センシングシステム」等の延長に位置する科目である。
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| その他 | 特になし。 |