開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目番号 | 27 |
授業科目名 | 軽構造工学特論 |
開講曜日と時限 | 月曜3〜3時限 |
教室番号 | C303 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 1 |
対象学科・学年 | 機械システム工学専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義方式 |
担当教員 | 世利修美 |
教員室番号 | B310 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5365 |
連絡先(E-Mail) | serimmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | |
授業のねらい | 軽構造材料としてアルミニウム合金を取り上げます。材料劣化に起因する事故解明や合金開発におけるトピックを事例として、力学特性や金属材料の使い方を講義します |
到達度目標 |
1.輸送機器等軽構造物の構成とその特徴
2.機械保全のための力学的な基礎知識 3.安全性技術としての材料設計と防食技術 の理解ができます。 |
授業計画 |
今年度は下記を予定しています。
(1)機械材料における基礎事項の復習 (2)物質変化における基礎事項の復習 (3)材料の機械的性質と力学解析 (4)アルミニウム合金 高力アルミニウム合金の強度 耐食アルミニウム合金設計 (5)腐食現象の解析と防食技術 (6)金属材料劣化事故の解析 演習問題やレポートは必要に応じて講義中に出します。 |
教科書及び教材 | 資料を必要に応じて配布する |
参考書 |
(1)ASM International「Netals Handbook 9th edition vol.13」(1987):付属図書館蔵
(2)Shreir「Corrosion I,II」Butterworth:付属図書館蔵 (3)S.Michael「Materials Science and Technology (vol.19 of series)」 WILEY-VCH (2000/5) (4)世利修美:「金属材料の腐食と防食の基礎」、成山堂書店(2006) |
成績評価方法 | 出席と毎回の演習問題およびレポートで評価する。 |
履修上の注意 | 機械材料と弾性塑性力学を履修しておくこと。 |
教員からのメッセージ | 自動車をはじめとする輸送機関の軽量化が環境問題から強く求められています。軽量化と安全の知識はこれからの技術者にとって極めて大切になるものと考えます。 |
学習・教育目標との対応 |
<学科の学習・教育目標との対応>
(A)-4 機械システム工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 <JABEEの学習・教育目標との関連> (d) -(2) 機械工学の主要分野(材料と構造,運動と振動,エネルギーと流れ,情報と計測・制御,設計と生産・管理,機械とシステム)のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と,それらを問題解決に応用できる能力. |
関連科目 | 材料工学特論、材料力学特論、弾塑性力学特論 |
その他 |
連絡事項、注意事項、参考資料等は大学掲示板(ウエブキャンパス)、あるいは下記のURLを利用します。チェックされたし。
http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~seri/koutoku/ |