開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目番号 | 15 |
授業科目名 | 機械要素特論 |
開講曜日と時限 | 火曜9〜9時限 |
教室番号 | C207 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 1 |
対象学科・学年 | 機械システム工学専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義を基本とし,理解度を深めるため,演習,レポートを適宜行う. |
担当教員 | 齊當建一 |
教員室番号 | B305 |
連絡先(Tel) | 46-5324 |
連絡先(E-Mail) | kensaito@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | |
授業のねらい |
学部の関連科目「機構学」では,個別の機械要素の運動学的側面からの内容をできるだけ普遍化して説明することに重点をおいていた.本特論では,システムの中で機械要素を機能させるうえでの「物と物をつなぐ」という技術の重要性に的を絞り,力学的側面を重視して,諸現象のメカニズムを理論的に解明する.
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到達度目標 |
(1)工学における締結技術の重要性を理解する.
(2)種々の締結方法とねじ締結の比較,それぞれの特徴を把握する. (3)ねじ締結体の設計におけるポイントを理解する. (4)ねじ締結における問題を例にして,問題解決のアプローチの方 法を学ぶ. |
授業計画 |
(1)締結技術の歴史的考察
(2)溶接,リベット,接着の概要と特徴 (3)ねじ締結の概要と特徴 (4)ねじの力学 必要条件としての摩擦と弾性の存在 締付け力の管理法 (5)外力の作用によるねじ締結体の挙動 内力係数とその低減法 (6)ねじ締結体のゆるみ ボルト・ナットの相対回転によるゆるみと リラクゼーションによるゆるみ (7)ねじ締結部のエネルギー的な考察 |
教科書及び教材 | 適宜,教材を配布する. |
参考書 |
山本晃:ねじ締結の理論と計算,養賢堂
吉本勇編集委員長:JIS使い方シリーズ ねじ締結体設計のポイント,日本規格協会 酒井智次:ねじ締結概論,養賢堂 J.H.Bickford:An Introduction to the Design and Behavior of Bolted Joint,Marcel Dekker W,Flugge:Viscoelasticity,Springer Verlag 曾田範宗:摩擦と潤滑,岩波全書 |
成績評価方法 | 演習とレポートに基づいて評価する. |
履修上の注意 | |
教員からのメッセージ | |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | |
その他 |