| 開講年度 | 2007 |
| 教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
| 授業科目番号 | 33 |
| 授業科目名 | 機械システム工学特別講義B |
| 開講曜日と時限 | 未定 |
| 教室番号 | 未定 |
| 開講学期 | 後期 |
| 単位数 | 1 |
| 対象学科・学年 | 機械システム工学専攻1年 |
| 必修・選択の別 | 選択 |
| 授業方法 | 講義 |
| 担当教員 | 佐々木 克彦 (北海道大学大学院工学研究科) |
| 教員室番号 | − |
| 連絡先(Tel) | 011-706-6415 |
| 連絡先(E-Mail) | katsu@eng.hokudai.ac.jp |
| オフィスアワー | − |
| 授業のねらい | 日常的に接する身の回りの機械から産業用の大型機械まで、現代社会は機械機器で満ち溢れている。特に近年、機械機器の小型化に伴う高性能化・高機能化により、機械機器を構成する材料の変形特性を高精度で予測することが要求されている。本講義では、材料の変形、特に応力とひずみの関係が非線形になる塑性変形についての理解を深めることを目的とする。このために、塑性変形の組織学的メカニズムについて学び、これに則った理論体系を理解する。さらに、関連する学術的分野での現在のトピックスや、塑性変形を利用した加工法についての知識も身に付ける。 |
| 到達度目標 |
1.塑性変形の役割について理解する。
2.理論を組み立てるプロセスを理解する。 |
| 授業計画 |
1. 塑性変形とクリープ変形の特徴
2. 塑性変形を記述するために 3. 降伏条件と多軸応力状態 4. 塑性流れ則と塑性構成式 5. 塑性構成式の応用 6. 現在の問題と展望 |
| 教科書及び教材 | なし。 |
| 参考書 | 「固体の非線形力学」(石川博將著・養賢堂) |
| 成績評価方法 | 課題を与えてレポートで判定する(指定された期日までに提出のこと)。100点満点で60点以上を合格とする。 |
| 履修上の注意 | 特になし(定期試験,再試験は行わない)。 |
| 教員からのメッセージ | 皆さんの身の回りには、塑性変形を利用して作られたものがたくさんあります。逆に言うと塑性変形の概念が理解されていなかったら、現代社会は成り立たないと言っても過言ではありません。本講義により、塑性変形の重要性を認識して興味を持ってもらえることを期待しています。 |
| 学習・教育目標との対応 | − |
| 関連科目 | − |
| その他 | − |