開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 専攻別科目 
授業科目番号 2
授業科目名 流体力学特論 (Advanced Fluid Mechanics)
開講曜日と時限 木曜日 4〜4時限
教室番号 C306
開講学期 前期
単位数 1
対象学科・学年 機械システム工学専攻1年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 杉山 弘、齋藤 務、戸倉郁夫
教員室番号 B208
連絡先(Tel) 0143−46−5364
連絡先(E-Mail) sugiyama@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 16:30〜17:30
木曜日 16:30〜17:30
授業のねらい 本授業では、学部における「流体力学I、II」の授業内容を基礎として、圧縮性流体力学の基礎を深め、広める。具体的には、学部授業では取り扱わなかった、摩擦を伴う圧縮性流れ、二次元圧縮性流れ、斜め衝撃波理論等について、理解、修得する。
到達度目標 (1)一次元圧縮性流れの基礎式が導出できること。(理解力・論理力、20%)
(2)摩擦を伴う一次元定常流れの基礎式が導出、応用できること。(理解力・応用力、30%)
(3)二次元定常等エントロピー流れの基礎式が導出、応用できること。(論理力・応用力、30%)
(4)斜め衝撃波の関係式が導出、応用できること。(論理力・応用力、20%)
授業計画 1.圧縮性流体の性質    (第1週)
2.圧縮性流体力学の基礎  (第2週)
3.一次元流れの基礎    (第3週)
4.摩擦を伴う一次元断熱流れ(第4、5週)
5.二次元定常等エントロピー流れ(第6週)
6.斜め衝撃波         (第7週)
7.まとめ           (第8週)  
教科書及び教材 松尾一泰著「圧縮性流体力学〜内部流れの理論と解析〜」理工学社(1994年)
参考書 杉山 弘・遠藤 剛・新井隆景著「流体力学」森北出版(1995年)
J.D.Anderson, Modern Compressible Flow, Mc Graw Hill(1990)

リープマン・ロシュコ:「POD版 気体力学」 吉岡書店(2000年)


成績評価方法 レポート(80%)と小テスト(20%)で評価する。100点満点中、60点以上を合格とする。
履修上の注意 学部で流体力学I、流体力学IIの講義を受講していることが望ましい。
教員からのメッセージ 本授業は、次世代航空宇宙機まわりの超音速外部流れや、空気吸込み式エンジンや各種ダクト内の超音速内部流れの理解と、設計の基礎として役立つ、と思います。
学習・教育目標との対応
関連科目 高速空気力学特論、熱力学特論、推進工学特論、航空機力学特論、実在気体力学特論、宇宙機力学特論
その他