開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目番号 | 1 |
授業科目名 | 熱力学特論 |
開講曜日と時限 | 火曜日の6〜6時限 |
教室番号 | A249 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 1 |
対象学科・学年 | 機械システム工学専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | エントロピ関連では自作テキスト「エントロピと有効エネルギ(エクセルギ)」(プリント)を使用、空調関連では自作テキスト「利雪工学特論」からのプリントを配布し、その解説、例題を板書により行う。 |
担当教員 | 高橋洋志,媚山正良 |
教員室番号 | B211(高橋),B220(媚山) |
連絡先(Tel) | 5303(高橋),5305(媚山) |
連絡先(E-Mail) |
高橋、takahasi@mmm.muroran-it.ac.jp
媚山、jrc98@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 高橋:火曜日17:00〜18:00,木曜日17:00〜18:00 |
授業のねらい | 学部講義「熱力学I」、「熱力学II」の基礎の上に次の個所を講義する。熱機関の最大仕事・冷凍機関の最小仕事、系が利用できる有効エネルギー(エクセルギー)、空調操作システムと冷凍操作等に関する基礎を理解しそれらを応用できる能力を涵養する。 |
到達度目標 |
1)不可逆変化(エントロピの増大)が理解できる。(論理力)
2)熱機関の最大仕事・冷凍機関の最小仕事を計算できる。(知識力、計算力) 3)エネルギーの内、仕事に利用できる有効エネルギー(エクセルギー)を理解し、かつ計算ができる。(論理力、計算力) 4)空調操作の原理が理解できる。(論理力) 5)湿り空気線図を使うことが出来る。(知識力、計算力) 6)快適な生活空間を創造するための空調操作システムを発案できる。(技術開発力) |
授業計画 |
1)熱力学第二法則
2)不可逆変化とエントロピ増大の原理 3)熱機関の最大仕事と冷凍機関の最小仕事 4)有効エネルギー(エクセルギ) 5)冷凍サイクルと空調 6)湿り空気線図 7)生活空間と空調システム 8)まとめ |
教科書及び教材 |
教材 自作テキストを使用
(1)「エントロピと有効エネルギ(エクセルギ)」(プリント) (2)「利雪工学特論」(プリント) |
参考書 | 参考書:齊藤 孟著「工業熱力学の基礎」、中島 健著「やさしく学べる工業熱力学」 |
成績評価方法 | 試験により100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
1)80%以上の出席が必要(未満の場合は非履修とみなす)。
2)授業中および来室の質問、積極的に行ってほしい。 3)授業の変更などは授業中に通知する。 |
教員からのメッセージ | 熱力学第一、第二法則、冷凍サイクルなど学部の熱力学の十分な予備知識が必要。授業のねらい、目標を参考に自習を怠らないこと。 |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | 熱工学特論 |
その他 |