開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 博士前期課程 専攻別科目 |
授業科目番号 | 9 |
授業科目名 | 土質力学特論 |
開講曜日と時限 | 月曜日 5〜6時限 (12:55〜14:25) |
教室番号 | C307 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 建設システム工学専攻1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 |
木幡行宏(KOHATA, Yukihiro)(建設システム工学科・環境防災工学講座)
川村志麻(KAWAMURA, Shima)(建設システム工学科・環境防災工学講座) |
教員室番号 |
A-226(木幡)
A-225(川村) |
連絡先(Tel) |
0143-46-5281(木幡)
0143-46-5282(川村) |
連絡先(E-Mail) |
kohata@news3.ce.muroran-it.ac.jp(木幡)
skawamur@mmm.muroran-it.ac.jp(川村) |
オフィスアワー |
月曜日 12:10〜12:55(木幡) 月曜日 11:55〜12:45(川村)
火曜日 12:10〜12:55(木幡) 水曜日 11:55〜12:45(川村) |
授業のねらい | 土の応力―ひずみ関係の特徴を理解するとともに,それを表現する土の構成式の考え方を理解する.また,原位置における強度推定法や設計に用いるための地盤諸数値の求め方を理解するとともに,微小ひずみ領域での土の変形特性について理解する. |
到達度目標 |
1.土の応力―ひずみ関係を表す基礎理論を理解し説明できる.
2.弾塑性理論に基づいた土の構成式を理解し説明できる. 3.微小ひずみ領域における土の変形特性を理解し,得られる土質諸数値 の設計への適用方法を理解する. 4.地盤材料の変形特性に関するモデル化の実際と応用を理解し,説明で きる. |
授業計画 |
1週目 土質力学概論のIntroduction,せん断試験における粗粒土の変形挙動(木幡)
2週目 せん断試験における粘性土の変形挙動(木幡) 3週目 地盤の変形挙動 模型実験における変形挙動と問題点 (木幡) 4週目 構成式とその役割,塑性の定義,応力―ひずみ関係の理想化,テンソル(木幡) 5週目 ひずみ硬化,塑性状態における応力―ひずみ関係 (木幡) 6週目 降伏関数と負荷関数,流動則,硬化則 (木幡) 7週目 具体的な構成式(Cam-clay,関口・太田モデルなど)(木幡) 8週目 構成式のパラメータ,解析適用事例 (木幡) 9週目 土質試験(せん断試験)(1)(木幡) 10週目 土質試験(せん断試験)(2)(木幡) 11週目 地盤調査(1) (川村) 12週目 地盤調査(2) (川村) 13週目 地盤調査(3) (川村) 14週目 ケーススタディー(1) (川村) 15週目 ケーススタディー(2) (川村) |
教科書及び教材 | 「地盤の変形解析―基礎理論から応用まで−」地盤工学会・基礎シリーズ1,及び授業中に配布するプリント |
参考書 | 地盤工学会,「土と基礎」,講座「地盤材料の小ひずみでの変形特性と地盤変形問題への適用」,第45巻1月号〜第46巻3月号(図書館の閉架に蔵書) |
成績評価方法 | 授業中に提示する課題と夏休みに提示する課題(英語論文和訳)に対するレポートを総合して評価する. |
履修上の注意 | |
教員からのメッセージ | 原則的に講義には必ず出席することとし,レポートは,内容をよく理解すること.また,疑問点が生じた場合には,必ず教員に質問に来ること. |
学習・教育目標との対応 |
土木コースの学習・教育目標との関係
(1)精深な専門的知識 |
関連科目 | 土質力学I,土質力学II,土質力学III |
その他 | 授業には,事前に配布される教材を必ず持参すること. |