開講年度 2007
教育課程名 博士前期課程 専攻別科目 
授業科目番号 3
授業科目名 コンクリート工学特論
開講曜日と時限 月曜日7,8時限目
教室番号 C307
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 建設システム工学専攻1年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 菅田紀之 (SUGATA, Noriyuki)(建設システム工学科・構造工学講座)
教員室番号 D203
連絡先(Tel) 0143-46-5220
連絡先(E-Mail) sugata@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日12:15〜12:55
金曜日12:15〜12:55
授業のねらい  コンクリートの微視的構造、高性能化の方法、コンクリートの時間依存変形に関する知識を習得する。
到達度目標
1. コンクリートの微視的構造について理解し説明を行うことができる。
2. コンクリートの高性能化の理論およびその方法について理解し説明を行うことができる。
3. コンクリートの時間依存変形の原理およびその数値表現方法について理解し説明を行うことができる。
4. コンクリート構造部材の時間依存変形の解析理論について理解し解析を行うことができる。
授業計画
 1週目  コンクリートの微視的構造1
 2週目  コンクリートの微視的構造2
 3週目  コンクリートの高強度化
 4週目  コンクリートの高流動化
 5週目  コンクリートの高耐久化
 6週目  コンクリートの自己収縮
 7週目  コンクリートの乾燥収縮
 8週目  コンクリートのクリープ
 9週目  コンクリートの時間依存変形の数値表現方法
10週目  プレストレストコンクリート部材の変形
11週目  プレストレストコンクリート部材の時間依存変形1
12週目  プレストレストコンクリート部材の時間依存変形2
13週目  鉄筋コンクリート部材の変形
14週目  鉄筋コンクリート部材の時間依存変形1
15週目  鉄筋コンクリート部材の時間依存変形2
教科書及び教材 授業に使用する必要な資料は適時配布する。
参考書 P. Kumar Mehta, Paulo J.M. Monteiro著; 田澤榮一, 佐伯昇監訳「コンクリート工学 : 微視構造と材料特性」技報堂出版 定価(4600円+税)(図書館に所蔵あり)
長瀧重義監修「コンクリートの高性能化」技報堂出版 定価(4500円+税)(図書館に所蔵あり)
A. Ghali, R. Favre著; 川上洵他訳「コンクリート構造物の応力と変形: クリープ・乾燥収縮・ひび割れ」技報堂出版 定価(13000円+税)(図書館に所蔵なし)
成績評価方法 レポートで評価し、100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意 単位の修得には、原則として75 %以上の出席が必要である。
不合格者は再履修すること。
教員からのメッセージ  この授業は、学部で学んだコンクリート材料およびコンクリート構造に関する知識をさらに発展させることが目標です。したがって、学部で学んだ知識を確実なものにしておくことが重要です。
学習・教育目標との対応 ◎ (2)問題分析・解決能力
関連科目  学部のコンクリート工学およびコンクリート構造学の内容を理解していることが必要である。
その他