開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 教職課程 教職科目 |
授業科目番号 | − |
授業科目名 | 情報教育法(夜) |
開講曜日と時限 | 集中講義(夏期休業期間中) |
教室番号 | |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 4 |
対象学科・学年 | 情報工学科3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 集中講義(夏期休業期間中) |
担当教員 |
石川高行(非常勤講師)
※窓口:若菜博(共通講座 人間・社会科学講座) |
教員室番号 | 若菜:Y205 |
連絡先(Tel) | 若菜:0143-46-5818 |
連絡先(E-Mail) | 若菜:wakana@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | |
授業のねらい | 高等学校において普通教科「情報」と専門教科「情報」が新設された。これらの科目においては,単にコンピュータを使用する技術のみを修得させるだけではなく,情報化社会における「情報活用能力」,具体的に言えば,情報活用の実践力,情報の科学的な理解,情報社会に参画する態度等を修得させ,なおかつ,情報社会に必要なルールやマナーの育成が求められている。また,情報関連の技術者を養成する目的を含んでいることも忘れてはいけない要素である。これらの点に留意しながら授業を進める。 |
到達度目標 |
以上の<授業のねらい>を踏まえ次のように授業を進める。
前半では教科「情報」の設置経緯,教育目標・内容,教員の役割,学習評価を取り上げ,主に教科「情報」の内容の理解を目標とする。 後半では授業環境,授業計画,教材開発法,指導案作成法,授業実践法,授業評価等を取り上げ,最後に,履修者全員が模擬授業を行い,教育者としての力を身につけることを目標とする。 |
授業計画 |
<前半>
第1回 現代社会における情報教育 第2回 情報教育の必要性(1)情報教育の変遷と教科「情報」の設置経緯 第3回 情報教育の必要性(2)情報教育の位置づけと役割 第4回 教科「情報」(1)教育目標・内容 第5回 教科「情報」(2)情報活用能力とは何か。その定義と能力育成 第6回 教科「情報」(3)情報社会に必要なルールやマナー 第7回 普通教科としての「情報」(1)「情報A」:情報活用の実践力 第8回 普通教科としての「情報」(2)「情報B」:情報の科学的な理解 第9回 普通教科としての「情報」(3)「情報C」:情報社会に参画する態度 第10回 専門教科としての「情報」(1)その位置づけと内容 第11回 専門教科としての「情報」(2)情報技術者の育成 第12回 教員の役割とは何か(1)学習者との関わりと学習指導 第13回 教員の役割とは何か(2)教員の役割の変遷と社会との関わり 第14回 教科「情報」の学習評価:評価の意味,観点,内容および評価法 第15回 「総合的な学習の時間」と他教科について <後半> 第1回 授業とは何か(1)学習形態と指導形態 第2回 授業とは何か(2)授業方法 第3回 授業環境(1)教室,演習室および授業で使用する機器等の設備 第4回 授業環境(2)人的環境の整備:学習者の健康と習慣 第5回 授業計画(1)授業計画の概要:方法・立案 第6回 授業計画(2)授業計画の作成を実際に行う 第7回 教材開発(1)その内容,開発法および利用 第8回 教材開発(2)教材開発者と学習者に分かれ,教材の評価等について討論する。 第9回 学習指導案(1)その内容,作成法および利用 第10回 学習指導案(2)指導案の作成を実際に行う 第11回 授業実践法(1)予備(導入),提示,応用,総括(テスト) 第12回 授業実践法(2)学習状況の把握 第13回 授業評価:授業の分析,評価,記録を授業の改善に生かす方法について 第14回 模擬授業(1) 第15回 模擬授業(2) |
教科書及び教材 | 特定のテキストは使用しない。 |
参考書 | 講義中に適宜紹介する。 |
成績評価方法 | 毎回の授業についての質問・意見・感想および授業後に提出するレポートおよび模擬授業の評価によって成績の評定を行う。 |
履修上の注意 |
○高等学校教諭1種免許(情報)取得希望者(情報工学科)を対象とする。
○高等学校教諭1種免許(情報)取得に必修。 ○なお,「副専門教育」の単位とはならないことに注意。 |
教員からのメッセージ | |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | |
その他 |