開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目番号 | 9 |
授業科目名 | 数理科学研究 |
開講曜日と時限 | |
教室番号 | |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 全学科4年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 輪講 |
担当教員 | 千吉良直紀 (CHIGIRA, Naoki) |
教員室番号 | N465 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5810 |
連絡先(E-Mail) | chigira@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日7,8時限 |
授業のねらい | 3年目まで数理科学の基礎を学んできて更に勉強したい学生のために開設する。3年間で得た知識をベースとして、工学的・理学的に数理科学的思考力を育成することを目的とする。3年生までに数理科学コースで学習してきた数学の基礎を踏まえて、さらに詳しく数学を学ぶことを目的とする。より発展的な教科書を読み進みながら理解し、その内容を発表することで、ある程度レベルの高い数学を学習していく。 |
到達度目標 |
(1)線形代数、線形空間、応用代数、離散の数理で学んだ代数系の理論の関係を3次元空間の合同変換を通じて理解する。
(2)合同変換群の理論を理解する。 |
授業計画 |
第1回目の時間に輪講方法などの説明を行い、2回目以降は担当の学生が発表する。具体的には以下の項目を学ぶ。
1.ユークリッド空間 2.合同変換群 3.三角形の合同条件 4.合同変換の行列と符号 5.合同変換の型と分類 6.有限合同変換群 7.正二面体群 |
教科書及び教材 |
「初学者のための合同変換群の話」
著者:岩堀長慶 現代数学社 2415円 |
参考書 |
桂田英典他著「線形代数」(学術出版社)
金子晃著 「応用代数講義」(サイエンス社) |
成績評価方法 | 発表点50%、レポート50%で評価し、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 不合格者は再履修とする。 |
教員からのメッセージ |
十分な準備をし、内容をよく理解して発表に臨んで下さい。
他の人が発表しているときには、わからない箇所があれば、必ず質問しましょう。 |
学習・教育目標との対応 |
数理科学コースの、最終的な科目です。
<JABEEの学習・教育目標との関連> 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 |
関連科目 | 数理科学プレゼミナール、線形空間、応用代数、離散の数理 |
その他 |