開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目番号 | 53 |
授業科目名 | 距離空間 |
開講曜日と時限 | 水曜日 1〜2時限(08:45〜10:15) |
教室番号 | C311 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 全学科2年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 山崎教昭(YAMAZAKI, Noriaki) (共通講座・数理科学講座) |
教員室番号 | N352 |
連絡先(Tel) | 5809(内) |
連絡先(E-Mail) | noriaki@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜日 10時〜12時
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授業のねらい |
数学を学ぶために不可欠な集合の概念を理解し、ユークリッド空間での収束・発散、近傍、開・閉集合、コンパクトなどの概念の理解を通して、数学的な論理の展開に習熟することを目標とする。
また、ユークリッド空間の距離の概念を抽象化して一般の距離空間の概念を導入し、距離空間の諸性質を理解することを目標とする。 |
到達度目標 |
・集合の概念を理解することができる。(理解力,15%)
・写像の概念を理解することができる。(理解力,15%) ・集合の濃度の概念を理解することができる。(理解力,20%) ・ε−δ論法を理解することができる。(理解力,15%) ・距離空間の概念を理解することができる。(理解力,15%) ・完備性,開集合,閉集合などの概念を理解することができる。(理解力,20%) |
授業計画 |
第 1週 集合の概念
第 2週 集合の演算 第 3週 写像の概念 第 4週 単射,全射,全単射 第 5週 同値関係 第 6週 集合の濃度 第 7週 ベルンシュタインの定理 第 8週 濃度の大小 第 9週 中間試験 第10週 ε−δ論法 第11週 距離空間 第12週 完備性 第13週 開集合と閉集合 第14週 位相空間 第15週 同相写像 |
教科書及び教材 |
集合・位相 −基礎から応用まで−
佐久間一浩 著 2200円 |
参考書 | 図書館に『集合』や『位相』に関する本があるので、それらを参照し、自分に適した参考書を選んでください。 |
成績評価方法 |
中間試験 (40%)
定期試験 (40%) 演習10回(10%) レポート10回 (10%) の割合で評価し、100点満点に換算する。 60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
・本講義は、副専門『思考と数理』コース・理科系科目である。
・基礎数学,数学入門,解析A, 解析B,線形代数の内容を理解していることが望ましい。 ・最終成績が30点以上60点未満の不合格者に対し、再試験を1回行うが、再試験合格者の成績は、試験の得点に関わらず、60点とする。 ・欠席届の提出がある学生に対してのみ、追試験を行う。 ・最終的に不合格となった者は、再履修すること。 |
教員からのメッセージ |
・本講義は、副専門『思考と数理』コース・理科系科目です。
・講義での疑問点や質問等あれば、N352山崎教官室に来てください。在室時は、いつでも質問等にお答えします。 ・本講義は、副専門『思考と数理』コース・理科系科目ですので、受講希望の3年次以上の学生は、履修前に、担当教官の山崎まで、相談に来て下さい。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は、本学の教育目標
・幅広い教養と基礎科学及び工学に関する専門知識を教授する総合的な理工学教育を行う。 <JABEEの学習・教育目標との関連> (c) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 に対応している。 |
関連科目 | 基礎数学 解析A 解析B 線形代数 数学入門 |
その他 | 講義での疑問点や質問等あれば、N352山崎教官室に来てください。在室時は、いつでも質問等にお答えします。 |