開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 副専門教育課程 コース別科目 |
授業科目番号 | 32 |
授業科目名 | メンタルヘルス論 |
開講曜日と時限 | 金曜5-6時限 |
教室番号 | A304 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 全学科2年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 保健管理センター 蔵本信比古 |
教員室番号 | M204 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5851 |
連絡先(E-Mail) | kuramoto@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜9:00〜11:00 |
授業のねらい | 人間社会の中では常に他の人々との何らかのかかわりが求められますが、その中で人はしばしば心身の不調を体験すことがあります。ここでは日々の人間関係、対人交流の場面で、我々が何をどのように体験しているのかを一緒に振り返ってみます。また、その周辺で起きている諸問題も取り上げながら、トータルなこころの健康(メンタルヘルス)について考えてみます。 |
到達度目標 |
(到達目標)
A.人間関係、対人交流の基本的事項を学び、これを自分のこととして考えることができる。 B.ストレスに気づき、精神的な健康を保持するための効果的な対処行動を取ることができる。 C.対人関係上の諸問題について学び、より多様なものの見方ができる。 |
授業計画 |
次のとおり行います。
第1週 こころの健康と人間関係 第2週 出会いの人間関係(プライミング、初頭効果、新近効果) 第3週 暮らしの中の人間関係 (第一印象、印象形成) 第4週 集団の中の人間関係(集団心理、集団規範、リーダーシップ、凝集性) 第5週 人間関係とメンタルヘルス(ストレス、抑うつ、燃え尽き症、セルフコントロール) 第6週 家族の人間関係(親子関係、子育て、家族システム論、家族療法) 第7週 対人交流のパターン(精神分析、交流分析の考え方) 第8週 対人交流と自己主張(エゴグラム、アサーション演習) 第9週 カウンセリングの基礎(かかわりのモード、ペーシング、絵本のとき) 第10週 生活の中のカウンセリング(親子の対話、職場でのコーチング) 第11週 対人関係の諸問題−1(いじめ、セクハラ、アカハラ) 第12週 対人関係の諸問題−2(男と女の人間関係、デートDV、DV被害) 第13週 対人関係の諸問題−3(ジェンダー演習) 第14週 対人関係の諸問題−4(ひきこもり、依存症) 第15週 情報化社会におけるメンタルヘルス |
教科書及び教材 | なし。(各回とも、資料配付、あるいはパワーポイントで提示します) |
参考書 |
なし。適宜、授業の中で紹介します。
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成績評価方法 | 試験(60点)、レポート(20点)、授業への参加等(20点) |
履修上の注意 | なし |
教員からのメッセージ | いずれも日々だれしもが巡り会う可能性のある事項ですので、学生として、また将来の社会人として、自らの健康管理に役立てるようにしてください。 |
学習・教育目標との対応 |
<JABEEの学習・教育目標との関連>
基準1-(1)-(g)自主的、継続的に学習できる能力 |
関連科目 | なし |
その他 | なし |