開講年度 2007
教育課程名 副専門教育課程 コース別科目
授業科目番号 1
授業科目名 経済事情
開講曜日と時限 水曜日3-4時限
教室番号 A304
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 全学科2年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 亀田 正人 (KAMEDA, Masato)
教員室番号 N651
連絡先(Tel) 0143-46-5819
連絡先(E-Mail) kameda@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日16:15-17:45、水曜日12:55-14:25および16:15-17:45。
それ以外の時間でも可能なかぎり対応する。
授業のねらい 現代経済の基本的なしくみを知る。私たちの生活を維持し変化させていく原動力を市場経済、公共経済、「社会的経済」の中に確認し、それぞれの独自の論理と相互作用を理解し、そこから生起する様々な問題を理解する。
到達度目標 現代経済のしくみを、その三層構造において理解する。(10%)
三層それぞれの独自の原理と制度を理解する。(40%)
そこから生起する各種問題を理解する。(30%)
市民としてそれらの問題の解決への姿勢を獲得する。(20%)
授業計画
第1回 ガイダンス 知識・意識調査
第2回 経済の三層構造 イノベーションと企業 リポート(1)出題
第3回 リポート(1)発表会
第4回 金融と投資 株式会社
第5回 対外貿易と対外投資
第6回 労働形態
第7回 労働形態の変化と勤労者の福祉 リポート(2)出題
第8回 リポート(2)発表会
第9回 公共経済の構造と債務累積
第10回 社会保障の現状
第11回 社会保障の将来
第12回 経済運営思想の変遷
第13回 「社会的経済」の役割
第14回 「社会的企業」 リポート(3)出題
第15回 リポート(3)発表会
第16回 期末試験

全体を通じて3回リポート提出を課す。テーマはその都度教員が指定する。
教科書及び教材 教科書は使用しない。
適宜資料を配布し、ビデオを用いる。
参考書 必携:中野麻美著『労働ダンピング』、岩波新書1038、2006年、780円+税(室蘭工大生協で「教科書」として販売予定)
成績評価方法 リポートの得点と期末試験の得点とを合計して成績とする(100点満点中60点以上で合格)。リポートは各回20点満点、3回合計60点満点。筆記試験は40点満点。電子機器以外何を持ち込んでもよい。
期末試験の再試験・兼・追試験を1回だけ行う。実施要領・成績評価は期末試験と同じ。
不合格者は再履修しなければならない。
履修上の注意 あまりに杜撰なリポートは書き直しを命ずることがある。
リポート用紙の受け取りと提出の締め切りを厳守すること。リポート用紙の受け取りは第2回、第7回と第14回の授業時、提出の締め切りは第3回、第8回と第15回の授業時。用紙受け取りの遅れと提出の遅れはそれぞれ5点減点となる。
教員からのメッセージ 質問や議論は大いに歓迎する。教室内、教室外、教員室、電子メールで受け付ける。
学習・教育目標との対応 JABEE基準1(1)の2項目に対応する。
(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
(f)日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力
関連科目 1年次開講の経済のしくみA
1年次開講の経済のしくみB
3年次開講の環境経済論(環境と社会コース)
4年次開講のゼミナール「環境と社会」(環境と社会コース)
その他