開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 副専門教育課程 副専門科目 |
授業科目番号 | 34 |
授業科目名 | 現代心理学 |
開講曜日と時限 | |
教室番号 | |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 全学科3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 前田 潤 |
教員室番号 | Y207 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5823 |
連絡先(E-Mail) | maedaj@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 水曜 10:00-12:00 |
授業のねらい | 心理学が対象とする代表的ないくつかの領域を取り上げ、そこで得られた知見とその研究法を紹介し、工学を専攻する学生諸君に対して人間の多様性と可能性の理解を促進する。 |
到達度目標 | 心理学が人間行動を探索する上でどのような方法をとって人間理解についての原理、法則を見いだそうとするのかに触れ、ごく日常的に私たちが持っている先入見的かつ主観的な人間観を捉え直すことを目標とする。 |
授業計画 |
1. 心理学とはなにか
2. 心理学の歴史/錯覚・錯視・勘違い 3. 学習心理学 4. 動機づけ 5. 葛藤/睡眠 6. 夢と記憶 7. 発達心理学/個人差 8. パーソナリティ/知能 9. 社会心理学 10. 行動と認知(認知的不協和理論) 11. 対人関係 12. 恋愛の心理学 13. ストレスの理解と反応、対処 14. 環境心理学 15. まとめ |
教科書及び教材 | 特に定めない |
参考書 |
本学図書館には、心理学関連図書が多数所蔵されているので、扱うテーマに即して関連図書を探索し参考として下さい。なお、以下の図書は特に本講義の基本となっていて本学に所蔵されている。
「ヒルガードの心理学」ブレーン出版 「現代心理学I、II、III」サイエンス社 |
成績評価方法 | 試験を実施する。試験100点を分母とし、試験の成績点と小レポート点(満点15点中の配点を小レポート点とする)の合計を分子として100を乗じたものを、評価点とする。評価点100点を超えたものについては一律100点とする。60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 本講義は、履修者が多く、最近では私語が目立つようになってきている。基本的な約束事であるが、受講者の迷惑にならないように行動してもらいたい。なお不合格者は再履修とする。 |
教員からのメッセージ | 心理学はごく身近な私たちについての学問であり、こころを探索する学問であるが、こころを学問的に捉えることの努力と知恵と矛盾に満ちた領域である。学生諸君と小レポートを通じて交流を図り、講義に活かして生きた講義にしていきたい。積極的に小レポートに質問や意見を書いてもらうことを期待したい。 |
学習・教育目標との対応 |
心理学の学習は、人文科学的な視点を学び、専門的知識技術を応用する能力を身につけ、問題解決の方法を多角的な視点から評価する力を涵養することに対応する。
<JABEEの学習・教育目標との関連> 該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 |
関連科目 | 人間科学プレゼミナール(心理学実験)/認知科学論/認知科学の諸問題/認知科学演習/異常心理学/教育心理学 |
その他 |