開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 副専門教育課程 副専門科目 |
授業科目番号 | 15 |
授業科目名 | 数理科学概論 |
開講曜日と時限 | 水曜日 3,4時限 |
教室番号 | N207 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 全学科2年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 | 石渡通徳 (ISHIWATA, Michinori) |
教員室番号 | N462 |
連絡先(Tel) | |
連絡先(E-Mail) | |
オフィスアワー | |
授業のねらい | 複素関数の基本的な性質をよく理解し、その微分・積分に習熟し、微分可能な複素関数(正則関数)の特徴を十分把握する。また、実関数の範囲では見えなかった関数の性質を複素関数を考えることによって明らかにする。 |
到達度目標 |
複素関数の基本的な性質を理解する。
微分・積分に習熟する。 微分可能な複素関数(正則関数)の特徴を理解する。 |
授業計画 |
1 複素関数とは何か
2 複素数、複素関数の極限値と連続性 3 複素関数の微分と正則関数 4 コーシ・リーマンの微分方程式 5 正則性とは何か 6 いろいろな正則関数とその性質 7 複素関数の積分 8 コーシの積分定理 9 コーシの積分公式 10 留数定理 11 実定積分の計算 12 複素変数のべき級数、正則関数のテイラー展開 13 ローラン展開 14 正則性再論 15 演習 定期試験 |
教科書及び教材 | 第一週に指定する |
参考書 |
志賀浩二著「複素数30講」朝倉書店、
長崎憲一他著「明解 複素解析」培風館、 山本稔、坂田定久著「複素解析へのアプローチ」裳華房 |
成績評価方法 |
中間試験40%、定期試験60%の割合で評価する。
100点満点換算で60点以上を合格とする。 最終的に不合格となった者は、再履修すること。 |
履修上の注意 |
不合格者に対して1回再試験を行う。
再試験での合格者は60点とする。 |
教員からのメッセージ | 講義の進行に合わせて適宜小テスト(演習)を行う。また、参考書にあげないがたくさんの演習書が出版されている(図書館にも蔵書あり)ので問題をたくさん解くことで理解を深めるようにして欲しい。 |
学習・教育目標との対応 |
JABEE基準1(1)
(c)数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 |
関連科目 | 「解析I」「解析II」がこの科目の関連科目である。 |
その他 |