1 1 1 開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 副専門教育課程 共通科目 |
授業科目番号 | 17・18 |
授業科目名 | インター・サイエンスB |
開講曜日と時限 | |
教室番号 | |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 1 |
対象学科・学年 | 材料物性工学科1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | オムニバス形式で機械システム工学科各講座の教員がそれぞれの研究分野やその周辺技術について講義する。 |
担当教員 | 取りまとめ:教育システム委員(河合) |
教員室番号 | 河合(B-219) |
連絡先(Tel) | 河合(0143-46-5304) |
連絡先(E-Mail) | 河合:hdkawai0@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 木曜日12:00〜14:00(河合) |
授業のねらい | 工学は各種の基礎科学をもとにした学問です。本授業では、君たちの学科以外の分野がどのようなことを、どのような科目で勉強しているかを学びます。同じ工学でも、基本となる科学も異なります。科学と工学の差異を知り、両者の関連性を学びます。 |
到達度目標 |
以下の3つの目標を修得できることが、単位認定の基準になります。
1.機械工学にどのようなものがあるのかを説明できる。 2.機械工学が、社会においてどのように活用され、私たちの生活への関わりを説明できる。 3.機械工学の将来について自分なりの考えを説明できる。 |
授業計画 |
・大講座ごとに高校物理と機械システム工学との関連について講 義あるいは実演する。
・高校数学との関連性があれば適宜盛り込む。 第1週目 熱流体工学講座担当(担当者:河合) ・高校物理と熱力学、流体力学のつながりについて講義 ・内燃機関の実演,並びに課題出題 第2週目 熱流体工学講座担当(担当者:高橋) ・テーマ名:未定 ・課題レポートの出題と提出先のアナウンス 第3週目 生産基礎工学講座担当(担当者:臺丸谷) ・テーマ名:機械工学のスポーツへの応用 ・課題レポートの出題と提出先のアナウンス 第4週目 生産基礎工学講座担当(担当者:上出) ・テーマ名:車のサイエンス ・感想文を時間内に提出 第5週目 設計制御工学講座担当 (担当者 前半:風間,後半:疋田) ・テーマ名(前半): フルードパワーシステムの世界(油/水/空気の圧力エネルギー を活用した動力伝達システム) ・テーマ名(後半):フィードバック制御ってなに?−原理と実例− ・課題レポートの出題 第6週目 設計制御工学講座担当 (担当者 前半:相津,後半:湯浅) ・テーマ名:色彩計測の基礎と応用 ・課題レポートの出題と提出先のアナウンス 第7週目 航空基礎工学講座担当(担当者:杉山) ・テーマ名:次世代超音速輸送機(SST)と高速空気力学 ・課題レポートの出題 第8週目 航空基礎工学講座担当(担当者:世利) ・テーマ名:物が劣化するってなあに? ・課題レポートの出題と提出先のアナウンス 以上 |
教科書及び教材 | 適宜、プリント等を配布する。 |
参考書 | 知識の大部分は書物の読解から生まれる。本を読まずして、確立した知識は得られない。読書をしよう。 |
成績評価方法 | 到達度目標の3項目についてその達成度を均等な重みで評価する。原則として,毎回レポートを課す。50点満点で成績をつける。他のインターサイエンスと合わせて100点満点中,60点以上が合格である。 |
履修上の注意 |
欠席は認めない。やむを得ず欠席するときは、事前に担当教員に申し出ること。また当日病気等で欠席してしまった場合は,授業後1週間以内に,必ず担当教員あるいは取りまとめの教員に連絡すること。
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教員からのメッセージ |
(副学長からのメッセージ)
あいさつをしよう! 時間をまもろう! そして不幸にして不合格になった場合は来年受けよう。 大学生時代は人生において「至福の時」です。喜劇王、チャップリンの言葉を贈ります。「この人生は、どんなにつらくても、生きるに値する。そのためには、3つのことが必要だ。“勇気”と“希望”と、そしていささかの“お金”が。」 講義は受け身一方では、君たちの血肉にはなりません。君たちの幾ばくかの努力を必要とします。努力とは「嫌なことを我慢して行うこと」です。また、工学と理学の差異を知りましょう。「工学」とは、engineering の訳であり、基礎科学(人文科学や自然科学)を工業生産に応用し、安全で効率よくものづくりが出来るための応用科学技術の総称です。「理学」とは、scienceの訳であり、自然を対象にした基礎科学のことです。ですから、自然科学はそのまま「理学」です。 |
学習・教育目標との対応 |
JABEE基準(1)
(C)数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力に対応し、 コースの教育目標においては、応物コースは (D)理工学基礎、材料コースでは(C)工学基礎に対応する。 |
関連科目 | 生きるに値しない人生がないように、勉強に値しない科目も有りません。 |
その他 |
後悔しないだけ,遊んで下さい。後悔しないだけ,読書をして下さい。
そして,後悔しないくらいの勉強もして下さい。 |