開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 副専門教育課程 共通科目 |
授業科目番号 | 42 |
授業科目名 | キャリアデザイン |
開講曜日と時限 | 水曜日 9,10時限 |
教室番号 | N403 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 全学科 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義形式を中心としますが、一部に様々な資料を用いて議論を行う演習形式を導入します。 |
担当教員 | 高井俊次 |
教員室番号 | A236/キャリア・サポート・センター |
連絡先(Tel) | 0143(46)5132 |
連絡先(E-Mail) | t-takai@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 随時、メールでアポイントを取ってください。 |
授業のねらい | 社会の構造変化とは何でしょうか?脱工業社会、グローバル社会、ポストモダン社会、市場主義社会、少子高齢化社会、、、、様々に呼称される新時代の到来の中で、企業や地域社会はどう変化し、人の一生のあり方や期待される人材像はどう変化しているのでしょうか?企業動向、企業形態の変化に焦点を当てながら、現代の社会の中で「働く」ということの意味について考える。 |
到達度目標 |
1.現代における経済面、社会面の様々な変化の動向についての諸議論を承知する。
2.その中で求められる「職業人のあり方」に関する様々な視点を学ぶとともに、自己の適性を自ら見出す手法を知り、各自の職業意識の醸成をはかる。 3.中でも、「職業選択」を大学卒業時の一時的な課題と捉えるのではなく、自らの生涯全般を見渡した中での課題と捉える視点を承知する。 |
授業計画 |
全体をイントロダクションと3つのフェーズに分けて進行する。
(第1回)イントロダクション 室工大生の就職活動 実際に室工大生がそのような就職活動を行っているかを紹介し、昨今の理系学生の就職活動の変化についてその要因を考える。 (第1フェーズ/第2〜6回)現代における産業構造の転換と「働き方」の変化 現代における産業構造の転換とその影響を「働き方」の変化に焦点を当てながら考える。主なテーマは、産業構造の転換<競争>とは何か?、規制緩和と反=規制緩和、集中と分権、インターネットの影響、少子高齢化の中で将来を見る、自立(自律)型人間への要請 (第2フェーズ/第7〜11回)多様化する働き方と自己分析の手法 第1フェーズを受けて、現代における働き方の多様化を見ていくとともに、新たな働き方の下で求められる能力について考える。主なテーマは、これからの正社員と非正規雇用、移動型社会という視点、社会人基礎力(対人能力、対自己能力、対課題能力、思考力、仕事への姿勢)、年齢に応じた能力育成と就職時期に考えるべきこと、自己分析手法 (第3フェーズ/第12〜15回)専門性と教養、キャリア・デザインという視点 第1,2フェーズを受けて、生涯全般を見渡した中で職業を捉える視点について学ぶ。主なテーマは、誤った専門性概念、プロフェッショナルのキャリア形成、エリクソンのアイデンティティの発達論 また、毎回の授業で参加者から本講義テーマに関連する新聞・雑誌記事を取り上げ。要約紹介とコメントを行ってもらう。 |
教科書及び教材 | 特に指定しない。必要に応じ、授業内容のレジュメを配付する。 |
参考書 | 特に指定しない。折りにふれ参考文献、資料を紹介する。 |
成績評価方法 | 最終レポート50%、平常の授業参加30%、出席20% |
履修上の注意 | |
教員からのメッセージ | 就職試験のノウハウ(面接試験の受け方やエントリーシートの書き方など)の習得を目的とした授業ではありませんが、それらについて自分なりに考えるときの基盤になる情報、知識、考え方等の提供を目指したものです。 |
学習・教育目標との対応 | 本学教育目標の中でも、第5項に関連して、「人間社会の変化、発展に常に関心を持ち、併せて自己の能力を永続的に高めていくことができる技術者」養成の一環となる。 |
関連科目 | |
その他 |