1 開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 副専門教育課程 共通科目 |
授業科目番号 | 33・34 |
授業科目名 | 現代工学の課題 |
開講曜日と時限 | 水曜日 5,6時限 |
教室番号 | N205 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | 1 |
対象学科・学年 | 建設システム工学科 土木コース1年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 |
講義を主とする。
複数教員の担当によるオムニバス方式 |
担当教員 |
藤原裕文(FUJIWARA, Hirofumi)(非常勤)
丸山 博(MARUYAMA, Hiroshi)(共通講座) 岩佐達郎(IWASA, Tatsuo)(材料物性工学科) |
教員室番号 |
藤原:非常勤;連絡はY-507
丸山: 岩佐:Y-507 |
連絡先(Tel) |
藤原:46−5661(岩佐)
丸山:46−5817 岩佐:46−5661 |
連絡先(E-Mail) |
藤原:Hirofumi.Fujiwara@mc6.sings.jp
丸山:maruyama@mmm.muroran-it.ac.jp 岩佐:iwasat@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
丸山:
岩佐:月曜午前9時〜10時30分 |
授業のねらい |
現代工学はどのようにできあがってきたか。
現代工学はどのような問題を抱えているか。解決すべき課題は? 工学の未来、現代工学の先端。 これらの事項について知り、自らの問題として考えてもらう。 |
到達度目標 |
工学はどのようにできあがってきたか。
現代工学の抱える問題にどんなことがあるか。 現代工学は抱える問題をどのように解決しようとしているか? これらについて、事例を挙げて説明し、自分の意見を言えることを目標とする。 |
授業計画 |
オムニバス方式で担当を決めて行う。
全体のとりまとめは、本年度は岩佐が行う。 項目1:1−4回(藤原担当):現代工学が如何にできあがってきたかを、光科学技術の進展を例にとり、概説する。 第1,2回目:人は目で見るだけで言葉には言い表せられないほどの多くの情報を得ている.外界のものから発した光は感覚器としての眼に入り,「ものを見る」と感覚する.受光器である網膜上には外界の倒立像が形成される.人びとがこの考えに到達するまでに2000年の時間を必要とした.視覚の歴史を展望する. 第3,4回目:視力を補うために眼鏡が発明され,眼鏡に適したガラスの製造,加工・研磨法が工夫された.眼鏡レンズの働きが明らかにされた頃に望遠鏡や顕微鏡が発明され,その後眼の機能を拡大するための光科学技術の挑戦が現代まで続いている.その道程を俯瞰する. 項目2:5−6回(丸山担当):現代の科学技術の進展によってもたらされた負の側面について、事例を挙げ、問題点を整理する。 項目3:7−8回目(岩佐担当):現代の科学技術の進歩は我々の生活を豊かにしたが、それと同時に、地球に対して大きな負荷を負わせることにもなっている。これら地球環境を巡る問題に対し、現代工学がどのようにチャレンジし、解決しようとしているかを、事例を挙げて解説する。 |
教科書及び教材 |
プリント等を配布する。
教科書は使用しない。 |
参考書 | 図書館に環境科学に関する書籍は多数ある。 |
成績評価方法 |
項目毎に、小テスト、またはレポートで評価する。
項目1(50%)、項目2,3は各25%として合計し、100点満点に換算し、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | 不合格者について再試は行わない。再履修とする。 |
教員からのメッセージ | これから工学を学ぼうとする諸君が、工学の過去、現在、未来を学び、自分の問題として考え、これからの学習、研究、生活に生かしていくことを期待する。 |
学習・教育目標との対応 | JABEE(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に対する理解、に対応する。 |
関連科目 | 副専門「環境と社会」コースの科目群 |
その他 |