開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 共通科目
授業科目番号 8
授業科目名 解析C
開講曜日と時限 火曜日5〜6時限(12:55〜14:35)
教室番号 N208
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 応用化学科2年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義
担当教員 竹ヶ原裕元 (Takegahara, Yugen)
教員室番号 N553
連絡先(Tel) 0143-46-5807
連絡先(E-Mail) yugen@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 金曜日午後4:00−6:00
授業のねらい 微分積分学のうち多変数関数にかかわる内容を講義する。
特に,多変数関数の多重積分法を理解する。
また,工学の基礎となる数学のうち、微分方程式の基礎について講義する。特に、常微分方程式とその解法を理解することを目的とする。更に,様々な自然・社会現象を微分方程式で表し、解決するための考え方を学ぶ。
到達度目標 多変数関数の重積分の性質を理解して、計算と応用することができる。
重積分の変数変換を理解することができる。
広義重積分について理解することができる。
変数分離形常微分方程式を解くことができる。
同次形1階常微分方程式を解くことができる。
積分因子を用いて常微分方程式を解くことができる。
授業計画 1.重積分の定義と性質
2.累次積分
3.重積分の変数変換
4.広義重積分の定義と性質
5.微分方程式とその解
6.変数分離形微分方程式の解法
7.同次形微分方程式の解法
8.1階線形微分方程式の解法
9.完全微分方程式の解法
10.2階線形微分方程式の解法

以上の項目をそれぞれ1、2回を目処に講義を行う。 時間に余裕のある場合は演習も行う。
教科書及び教材 「理工系の微分・積分」 学術図書出版社
溝口宣夫・五十嵐敬典・桂田英典・他4名 著
定価1,900円+税

明解 微分方程式 培風館
長崎憲一・中村正彰・横山利章共著
定価1,400円+税
参考書 関連図書は多数あり。
成績評価方法 中間試験 40%、定期試験 60%の割合で成績を100点満点で評価する。合格は60点以上とする。不合格の学生を対象に1回だけ再試験を実施する。再試験による合格者の成績は、試験の得点に関わらず、60点とする。
履修上の注意 特になし。
教員からのメッセージ 授業の予習・復習をするように心掛けて下さい。課題は必ず提出して下さい。
学習・教育目標との対応 工学を学ぶための最も基礎的な科目の一つである。
関連科目 解析A、解析B,線形代数
その他 わからないところは、質問して下さい。オフィスアワーは、毎週金曜日の午後4:00−6:00です。