1 1 1 1 開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 共通科目
授業科目番号 5
授業科目名 線形代数
開講曜日と時限
教室番号
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 応用化学科1年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義
担当教員 千吉良直紀 (CHIGIRA, Naoki)
教員室番号 N465
連絡先(Tel) 0143-46-5810
連絡先(E-Mail) chigira@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日7,8時限
授業のねらい 工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のうち、線形代数の初歩を講義する。線形代数学への入門として,行列と行列式の演算及び行列の基本変形(掃き出し法)を理解する。また、行列を用いた連立1次方程式の解法を理解する。更に、行列式の余因子展開を理解する。
到達度目標 1)行列の演算ができる。
2)行列の基本変形(掃き出し法)を理解することができる。
3)行列の基本変形を用いて、連立1次方程式の解を求めることができる。
4)行列式や逆行列を求めることができる。
5)余因子行列を求めることができる
授業計画  1週目 行列の定義、和
 2週目 行列の積及びその性質
 3週目 正則行列、逆行列
 4週目 行列の分割
 5週目 連立1次方程式と行列
 6週目 簡約な行列
 7週目 連立1次方程式の解法
 8週目 基本行列、正則行列の逆行列
 9週目 中間試験
10週目 置換とその性質
11週目 行列式の定義とその計算法
12週目 行列式の性質
13週目 行列式の展開
14週目 連立1次方程式におけるクラーメルの公式
15週目 空間ベクトル

定期試験
教科書及び教材 線形代数(学術図書出版社) 著者:桂田英典他
参考書 佐武一郎著 『線形代数学』 裳華房 (図書館に蔵書あり)
齋藤正彦著「線形代数入門」東京大学出版会 (図書館に蔵書あり)
成績評価方法 中間試験40%、定期試験60%で成績を評価する。
100点満点換算で60点以上を合格とする。
履修上の注意 不合格者に対して再試験を1回行う。
教員からのメッセージ 講義の進行に合わせて適宜小テスト(演習)を行う。また、参考書にあげないがたくさんの演習書が出版されている(図書館にも蔵書あり)ので問題をたくさん解くことで理解を深めるようにして欲しい。
学習・教育目標との対応 JABEE基準1(1)
(c)数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
関連科目 基礎数学、数学入門および線形空間(副専門数理と思考コース)が関連科目である。
その他