開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 共通科目 |
授業科目番号 | 14 |
授業科目名 | 技術者倫理 |
開講曜日と時限 | 火曜日1,2時限(午前8時45分〜10時15分) |
教室番号 | A-333(講義),N101,N104(グループ討論) |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科3年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 講義 ,演習(グループ学習) |
担当教員 |
電気電子工学科 電気エネルギー・エレクトロニクス講座
鈴木好夫(Yoshio Suzuki) 青柳 学(Manabu Aoyagi) |
教員室番号 |
鈴木好夫:E305-2
青柳 学:E305-1 |
連絡先(Tel) |
鈴木:0143-46-5507
青柳:0143-46-5504 |
連絡先(E-Mail) |
鈴木:yoshio@mmm.muroran-it.ac.jp
青柳:maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
鈴木:月曜日 8:00〜 8:45 木曜日16:00〜16:45
青柳:月曜日10:30〜12:00 水曜日10:30〜12:00 |
授業のねらい | 技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。 |
到達度目標 |
1. 技術者倫理に関する基本的な概念を理解し,技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解することができる。(理解力) (30%)
2. 多岐の分野におよぶ技術者倫理を継続的に学習し,総合的に技術者倫理を理解することができる。 (継続学習能力)(10%) 3.現実的な事例における倫理的な問題をとおして,個人はもとよりグループで協力して問題解決に当たることができる。(問題解決能力)(30%) 4.技術者倫理をとおして,分析力、調査力などのスキルを身につけることができる。(分析調査能力) (30%) |
授業計画 |
1. (4/10) シラバスの説明、技術者倫理とはなにか
2. (4/17) 倫理は怖くない 3. (4/24) 技術者の倫理とは 4. (5/ 8) 科学者の倫理 5. (5/15) 企業倫理 6. (5/29) ヒューマンエラー 7. (6/ 5) 内部告発 8. (6/12) 事例研究(情報系) 9. (6/19) 事例研究(電気電子系) 10.(6/26) グループ討論 11.(7/ 3) グループ討論 12.(7/10) グループ討論 13.(7/17) 発表会 14.(7/24) 発表会 15. 定期試験 |
教科書及び教材 | 北海道技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理」 共立出版講義中に配布するプリント類 |
参考書 |
・札野順著「技術者倫理」日本放送出版協会 (3400円)(図書館所蔵)
・米国NSPE倫理審査委員会編「科学技術者倫理の事例と考察」丸善 (3000円) (図書館所蔵) ・シンジンガー他「工学倫理入門」丸善 (3200円)(図書館所蔵) ・ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(2800円)(図書館所蔵) ・杉本泰治,高木重厚「技術者の倫理 入門 第3版」丸善(1700円)(図書館所蔵) ・中村収三「技術者による実践的工学倫理」化学同人(2400円)(図書館所蔵)ほか本学附属図書館に多数蔵書およびビデオ有り。 |
成績評価方法 |
・レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。
・各到達度目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:レポート,定期試験において論述問題を出題し,評価する。 目標2について:レポートで論述問題を課し,評価する。 目標3について:グループ討論および発表会において,各個人の活動状況および発表内容で達成度を評価する。 目標4について:グループ討論および発表会において,各個人の活動状況および発表内容で達成度を評価し,定期試験において論述問題を出題し,評価する。 |
履修上の注意 |
・当該学科学生に限る。
・インターネット、パソコンの基本技術が必要です。 ・不合格者は再履修すること。 ・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 ・再試験は行わない。 ・授業風景の音声,映像等を記録することがありますので,ご協力ください。 |
教員からのメッセージ |
・講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。
・授業は1クラス制(大教室)と2クラス制(中教室)で実施しますので,毎時間の教室の確認をしてください。 ・授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 ・見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 |
学習・教育目標との対応 |
○JABEE学習・教育目標1(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理)の達成に寄与する。
○電気電子工学科の学習目標のH 「電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する」に主として寄与する。また,E「自分の意見を論理的に整理し、英語を含めて他者に説明する能力を修得する」に従として寄与する。 |
関連科目 | プレゼンテーション技法, 卒業研究基礎実験 |
その他 |
外部講師紹介
○新田孝彦(北海道大学文学部教授) ○蔵田伸雄(北海道大学文学部助教授) ○竹中章二(東芝電力システム社技師長) ○吉田省子(本学非常勤講師) |