開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 共通科目
授業科目番号 9
授業科目名 基礎化学
開講曜日と時限 月曜日 5〜6時限(12:55〜14:25)
教室番号 N205
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 機械システム工学科1年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義
担当教員 長谷川靖(HASEGAWA, Yasushi)(応用化学科 生物工学講座)
教員室番号 N452
連絡先(Tel) 0143-46-5745
連絡先(E-Mail) hasegawa@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 9時〜12時
授業のねらい 社会には、様々な化学物質やそれから得られた多くの物質が存在している。身近に存在する物質や現象がいかに化学と結びついているのかを理解するとともに、高校において学んだ化学の基礎知識を復習し、それを土台としてより専門的な知識を習得することをねらいとする。
到達度目標 1.気体、液体、固体中の分子を、原子間結合、分子間相互作用
 から把握するとともに、分子の極性、立体構造について理解
 する。(知識、論理)
2.基本的用語を理解し、使用できるようにする。(知識)
3.化学の現象を基礎から理解し、基礎知識をもとにその応用が
 できるようにする。(知識、論理)
授業計画 週     授 業 内 容 等        備    考

1週目 シラバス成績評価の説明、授業の概要
      (これから学ぶ化学)
2週目 原子の構造、モルの概念と使用  p1
3週目 原子の電子配置、核化学 p8,p221
4週目 化学結合 イオン結合と共有結合 p29
5週目 電子構造と分子の立体構造 p39
6週目 混成軌道 p34
7週目 化学反応速度論 p71
8週目 化学反応速度論 活性化エネルギー p84
9週目 物質の状態、気体、固体、液体 p45
10週目 化学平衡 p87
11週目 酸と塩基 p106
12週目 pHと緩衝液 p113
13週目 溶解度積 p103
14週目 酸化、還元 p119
15週目 酸化、還元 p127
      定期試験
教科書及び教材 ・物質とは何か 化学の基礎 磯直道 著 東京教学社 
 定価2,000円
・授業に使用する必要な資料は適宜配布する。
参考書 ・一般化学(上)(下) 若山信行、一国雅巳、大島泰郎訳
 東京化学同人(図書館に所蔵あり)
成績評価方法 ・100点満点中60点以上を合格とする。その成績は定期試験100%
 で評価する。
・不合格者に対して再試験を2回実施する。
 再試験において60点以上を合格とする。
履修上の注意 ・授業の最後に演習問題を毎回課すとともに、理解力を向上させる
 ためレポート課題を数回行う。
・授業の変更は、授業中または掲示板で通知をする。
・不合格者は再履修を行うこと。
教員からのメッセージ ・授業の最後に行う演習問題は授業を理解できたかどうかをチェ
 ックするためのものです。自ら解いてみて、解らないときは、
 友人あるいは教官に積極的に質問し、授業中に理解するよう心
 掛けること。
・レポートは必ず自分で行い、わかりやすいレポート作成を目指
 すこと。
学習・教育目標との対応 ・この授業の単位習得は、機械システム工学科 教育目標 1(C)
「物理学等の自然科学に関する基礎知識とそれらの応用能力」に
 対応している。
関連科目 ・今後、様々な専門教科を学習していく際の、自然科学の基礎知識
 として位置づけされる。
その他 オフィスアワーの時間帯に限らず、いつでもわからないところなど、教官室に質問しにきてください。