開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 共通科目
授業科目番号 6
授業科目名 解析A
開講曜日と時限 月曜日 7〜8時限(14:35〜16:05)
教室番号 N207
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 機械システム工学科1年
必修・選択の別 必修
授業方法 講義
担当教員 高橋雅朋 (TAKAHASHI, MASATOMO)
教員室番号 N555
連絡先(Tel) 0143-46-5806
連絡先(E-Mail) masatomo@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日16:15-17:45、木曜日10:25-11:55
授業のねらい 工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のうち微分積分学にかかわる内容を講義する。実数列の性質と極限、1変数関数の極限・連続性・微分法を理解することを目的とする。
到達度目標 数列の極限を理解し、求めることができる。1変数関数の極限や微分を理解し、求めることができる。1変数関数のTaylorの定理を理解することができる。1変数関数の極値を求めることができる。定理を表現する論理を身につけ理解することができる。
授業計画 1.論理・集合に関する準備
2.実数の性質と諸概念
3.数列の極限の性質
4.関数の極限の性質
5.初等関数
6.微分の定義と諸定理
7.初等関数の微分
8.平均値の定理
9.Taylor展開とMaclaurin展開

以上の項目についてそれぞれ1、2回を目処に講義を行う。
また演習をとおして、定義や概念を理解させるとともに微積分の運用能力を身につけさせる。
教科書及び教材 理工系の微分・積分(学術図書出版社) 著者:溝口宣夫・五十嵐敬典・桂田英典 他4名 (定価1900円+税)

演習書「微分・積分の要点と演習」を講義時に配布する。
参考書 関連図書は数多く出版されているので図書館などで自分にあった本を探し、参考にしてください。
成績評価方法 中間試験と定期試験を行う。演習やレポートを通して出席が良好な者に試験の受験資格を与える。
中間試験40%、定期試験60%の割合で100点満点として評価する。そのうえで60点以上を合格とする。再試験は基本的に行わない。
履修上の注意 演習やレポート等は必ず提出してください。
中間試験の掲示には注意するようにしてください。
中間試験、定期試験を正当な理由で欠席した場合、理由書を2週間以内に提出すること。理由書の提出がある場合、追試験等の措置をこうずる。
教員からのメッセージ 授業の予習・復習をするように心掛けて下さい。特に教科書の例題や問いは自主的に解いておくこと。 その際、講義用とは別にノートをつくるとよい。また、高校数学の教科書の内容は十分理解しておくこと。自習の際、手元にそれらの教科書があることが好ましい。
学習・教育目標との対応 <学科の学習・教育目標との対応>
1.工学上の諸問題を科学的に解決するための基礎知識の修得
(b) 数学基礎とその応用能力
<JABEEの学習・教育目標との関連>
(c) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
関連科目
その他