開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 28
授業科目名 環境生物工学
開講曜日と時限
教室番号
開講学期 後期
単位数 2
対象学科・学年 応用化学科3年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 チャン・ヨンチョル(CHANG, Young-Cheol)
(応用化学科・生物工学講座)
教員室番号 U-409
連絡先(Tel) 0143-46-5757
連絡先(E-Mail) ychang@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日(午後1時30分〜4時)
授業のねらい 微生物は、地球上の様々なところでその環境特性に適した生理的性質を有して存在し、環境浄化や環境保全に大きな役割を果たしている。これら、微生物の機能を利用した排水処理やバイオレメディエーション技術の解説を行うと共に環境保全に微生物を用いることの有用性と問題点についても講義をする。「この科目は,応用化学科の教育目標,B-3(専門的知識-生物)の達成に寄与する。」
到達度目標 1.排水処理、特に活性汚泥(活性スラッジとも言う)による処理法を理解することができる(20%)。
2.有害性の有機炭素化合物の生物的な分解メカニズムを理解することができる(20%)。
3.バイオレメディエーション技術の基礎と応用を理解することができる(20%)。
4.上水管路中の生物膜の生成と制御の基礎を理解することができる(20%)。
5.水質汚染の指標となるBODとCODの分析法を熟知することができる(20%)。
授業計画 1週目 環境微生物工学で何を学ぶか
2週目 水質と水環境
3週目 活性汚泥法
4週目 活性汚泥法
5週目 活性汚泥と微生物
6週目 活性汚泥工法の環境条件
7週目 バイオレメディエーション
8週目 バイオレメディエーション
9週目 バイオレメディエーション
10週目 生物膜における微生物増殖
11週目 生物膜における微生物増殖
12週目 生物膜における微生物増殖
13週目 最新の環境微生物工学
14週目 総括まとめ1
15週目 総括まとめ2
16週目(後期定期試験)
教科書及び教材 資料配布
参考書 1)菊池慎太郎編著「微生物工学」三共出版株
2)Katherine H. Baker and Diane S. Herson, Bioremediation, McGrawHill, Inc.
3) George Tchobanoglous and frankline L. Burton, Wastewater Engineering, Metcalf & Eddy, Inc.
成績評価方法 60点以上を合格とする。その成績は、定期試験70%、小試験及び出席30%の割合で評価する。やむを得ない事情で定期試験を欠席した者で欠席事情を説明する書類を提出した者には追試験を実施する。
履修上の注意 特になし
教員からのメッセージ 前期に「微生物工学」を履修しなかった場合は、菊池慎太郎編著「微生物工学」三共出版株式会社あるいは他の微生物関連書籍を参考とし、微生物関連技術用語の意味を理解したうえ、講義を受けることが望ましい。
学習・教育目標との対応 応用化学科の教育目標B-3(専門的知識−生物工学)とE(人間と自然の調和)の達成に寄与する。
関連科目 微生物工学
その他 特になし