開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 8 |
授業科目名 | 生物工学実験 |
開講曜日と時限 |
火曜日 5,6,7時限
金曜日 5,6,7時限 |
教室番号 | 応化実験室 |
開講学期 | 後期 |
単位数 | (1.5) |
対象学科・学年 | 応用化学科3年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 実験及び実験報告書作成 |
担当教員 |
遠山 忠(TOTAMA, Tadashi)(応用化学科・生物工学講座)
菊池慎太郎(KIKUCHI Shintaro)(応用化学科・生物工学講座) 張 傛?(CHANG, Y. Choel)(応用化学科・生物工学講座) |
教員室番号 |
遠山:U-406
菊池:U-407 張 :U-409 |
連絡先(Tel) |
遠山:0143-46-5753
菊池:0143-46-5741 張 :0143-46-5757 |
連絡先(E-Mail) |
遠山:tadashi@mmm.muroran-it.ac.jp
菊池:shintaro@mmm.muroran-it.ac.jp 張 :ychang@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 原則として月曜、水曜、金曜の午後1時から午後5時、ただし実験報告書の事前チェックと提出については、別途、連絡。 |
授業のねらい | 微生物取り扱い実験や微生物機能改変実験を通して現代バイオテクノロジーに関する基本概念の理解を図る。また免疫反応に関する基礎実験を通して生物工学技術の実際的応用について理解させる。さらにインターネットを利用して生物工学領域の科学情報検索についての習得を図る。 |
到達度目標 |
1.実習によって生物工学領域の基本技術を理解し、実施するこ とができる。
2.微生物の取り扱い法を学び、発酵等の簡単な生物反応を設計 することができる。 3.生体試料の取り扱い法を学び、バイオテクノロジー領域の技 術特性を理解することができる。 4.生物工学領域で頻用される装置や機器について理解し、これ らを使用することができる。 5.インターネットデータベースを利用して生物工学領域の科学 情報を入手し、活用することができる。 |
授業計画 |
第1週に実験に際しての諸注意、レポート提出法等のオリエンテーションを行なう。第2週から第15週に以下の実験を行なう。なお実験の進捗程度によって、一部の実験内容を変更する場合がある。
第1回実験:微生物培養のための培地の調製 第2回実験:固形培地への酵母の接種と培養、及び酵母細胞の固 定化 第3回実験:固定化酵母によるアルコール生産とガスクロマトグ ラフィによるアルコール定量 第4回実験:固定化酵母によるアルコール生産と消費原料の定量 第5回実験:抗原−抗体反応 第6回実験:インターネットによる文献検索 |
教科書及び教材 | 第1週のオリエンテーションの際に実験書を配布する |
参考書 |
(1)菊池慎太郎編著 「微生物工学」三共出版
(2)日本発酵工学会編 「微生物工学:基礎と応用」 産業図書 (3)鈴木智雄監修 「微生物工学技術ハンドブック」 朝倉書店 なお、これらの参考書はいずれも本学図書館蔵 |
成績評価方法 |
出席状況、及びレポート内容と提出状況を総合して評価する。
成績評価は、出席100%及びすべての実験項目についてのレポート提出を条件とする。やむを得ない事情で実験を欠席した者で、担当教員が「正当な事情」と認めた場合については、欠席した実験項目のひとつについてのみ、後日、実験してレポート提出できる場合がある。 |
履修上の注意 |
実験スペースの関係で、全員で実験を行うことができないので、受講者を二つのグループに分けます。同時期に開講される「化学工学実験B」の時間も利用して、一つのグループは前半7.5週で「生物工学実験」を15回、後半7.5週で「化学工学実験B」を15回行い、もう一つのグループは前半で「化学工学実験B」、後半で「生物工学実験」を行います。履修登録時には注意してください。
また上記の成績評価法に従って評価した成績が合格点(60点)以下の者は再履修とする。 |
教員からのメッセージ | 実験書に「レポート作成のポイント」を明記し、実験の目的を理解しやすくしてあります。漫然と実験するのではなく、目的意識や問題意識をもって実験することを望みます。 |
学習・教育目標との対応 |
この科目は応用化学科の教育目標
B−3:専門的知識−生物工学 C :継続的学習 F :プレゼンテーション能力 G :実際的能力 の達成に寄与する |
関連科目 |
3年前期開講 「微生物科学」
3年後期開講 「微生物化学工学」 3年後期開講 「環境生物工学」 |
その他 | 特になし |