開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 33 |
授業科目名 | 安全管理工学 |
開講曜日と時限 | |
教室番号 | |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 1 |
対象学科・学年 | 応用化学科3年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義、小テスト |
担当教員 | 小幡英二(Obata Eiji) |
教員室番号 | H403 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5761 |
連絡先(E-Mail) | 部屋を訪ねてください。 |
オフィスアワー |
木曜日10:00〜12:00、私が在室の時はいつでもOKです。
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授業のねらい | 化学工業プロセスを安全,かつ効率的に操作するには災害発生の原因を知り,災害防止対策に関する広い知識を修得しなければならない。実験・実習における安全対策から,職場環境における労働衛生管理について学習する。 |
到達度目標 |
1.大学が作成した安全マニュアルを修学し,快適な大学生活をおくる。 (20%)
2.危険物取り扱い,高圧ガス取り扱い,放射線,大気・水質・騒音・振動に対する公害について学習する。(40%) 3.生産現場における労働衛生管理,特に粉じん対策と有機溶剤業務について学習する。(20%) 4.製造物責任(PL)法,ライフサイクルアセスメント(LCA)を学習し,地球環境を慈しむ化学技術者をめざす。(20%) 括弧内の%は授業の重みです。 |
授業計画 |
講義には教科書,およびプリントを使用し,板書形式で行う。出席を重視し,講義中に小テストを行う予定である。
第1週 安全マニュアル(配布予定)により,実験廃液取り扱い,実験・実習における安全,傷害保険に関する話 第2週 消防法における危険物の分類と取り扱い法…その1 第3週 消防法における危険物の分類と取り扱い法…その2 第4週 高圧ガス取り扱い,爆発災害,放射線取り扱いについて 第5週 大気・水質・騒音・振動に対する公害,および環境計量について 第6週 生産現場における労働衛生管理,特に粉じん対策と有機溶剤業務について 第7週 製造物責任(PL)法,ライフサイクルアセスメント(LCA)と地球環境について |
教科書及び教材 | 安全マニュアル(本学編),労働衛生管理ハンドブック,配布プリント |
参考書 |
北川徹三著 「基本安全工学」 海文堂出版 2,600円
化学同人編集部編 「実験を安全に行うために」 化学同人 正800円,続700円(附属図書館蔵) 日本化学会編 「化学安全ガイド」 丸善 2,600円(附属図書館蔵) その他,国家資格試験用のテキスト,問題集を参照されたい。 |
成績評価方法 |
60点以上を合格とする。その成績は定期試験テスト80%,小テスト20%,の割合で評価する。不合格者には一度だけ再試験を実施し,60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修とする。
なお,定期試験受験資格として不断の出席を条件とする。 |
履修上の注意 | 知的財産所有権論と同じ日時である。2007年は4/13から6/8までは安全管理工学、6/15から7/27までは知的財産所有権論を行う予定である。6/8に安全管理工学の試験をする。 |
教員からのメッセージ | 私は自殺を完全に否定致します。安全管理工学受講の大前提に、生き続けることを条件と致します。喜劇王、チャップリンのせりふにこんな文句がありました。映画ライムライトのなかで、自殺しようとした踊り子に語ります。「この人生は、どんなにつらくても、生きるに価する。そのためには、3つのことが必要だ。“勇気”と“希望”と、そしていささかの“お金”が。」 |
学習・教育目標との対応 | この科目は、応用化学科の教育目標のD(倫理観)とE(人と自然の調和)の達成に寄与する。 |
関連科目 |
応用化学科で学習する、主専門の科目全体が安全管理工学そのものです。
正しい知識と倫理観の上に、安全は確立するのです。 |
その他 | 正義、知恵、勇気、礼節。ギリシャ哲学の4つの徳です。最も大事なのは正義であり、正義とは「公平平等に」の精神心です。いかさまはいつかはボロを出すものです。正直に生きましょう。 |