開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 26
授業科目名 微生物科学
開講曜日と時限 月曜日、3、4時限目
教室番号 N302
開講学期 前期
単位数 2
対象学科・学年 応用化学科3年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義(小テストを含む)
担当教員 菊池 慎太郎(KIKUCHI, Shintaro)(応用化学科・生物工学講座)
教員室番号 U407
連絡先(Tel) 0143-46-5741
連絡先(E-Mail) shintaro@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 原則として月曜、水曜、金曜の午後1時から5時
授業のねらい 現代バイオテクノロジーの基幹を成す微生物科学の歴史、理論並びに基礎技術について講義し、微生物の基礎と応用についての理解を図る。併せて微生物科学の最新事例を紹介して微生物の工学的応用についても紹介する。
到達度目標 1.微生物科学における基本的技術用語を理解し、使用することができ  る。
2.微生物の科学的特性について理解し、応用することができる。
3.微生物の反応特性に基づく反応システムを構築することができる。

4.微生物の科学的機能改変について理解し、応用することができる。

5.微生物の科学的多様性について理解し、微生物科学的環境修復や資  源循環に応用することができる。
授業計画  1週目 微生物科学の歴史と背景     (教科書第1章)
 2週目 微生物の形態と細胞構造(その1)(教科書第1章)
 3週目 微生物の形態と細胞構造(その2)(教科書第1章)
 4週目 微生物の形態と細胞構造(その3)(教科書第1章)
 5週目 微生物の増殖と培養(その1)  (教科書第2章)
 6週目 微生物の増殖と培養(その2)  (教科書第2章)
 7週目 微生物の増殖と培養(その3)  (教科書第2章)
 8週目 微生物の増殖と培養(その4)  (教科書第2章)
 9週目 自然界の微生物と新奇微生物の探索(その1)
                     (教科書第3章)
10週目 自然界の微生物と新奇微生物の探索(その2)
                     (教科書第3章)
11週目 医薬品分野における微生物    (教科書第5章)
12週目 微生物の遺伝学と遺伝子操作   (教科書第6章)
13週目 ウィルスあるいはファージ(その1)
                     (教科書第7章)
14週目 ウィルスあるいはファージ(その2)
                     (教科書第7章)
15週目 まとめと質疑応答
16週目 試験


教科書及び教材 教科書:菊池慎太郎編著「微生物工学」(三共出版)(定価2500円+税)
参考書 特に提示しませんが、本学図書館蔵の微生物関連図書には教科書に記載されている事項が詳細に解説されていますので参考とすることを薦めます。
成績評価方法 60点以上を合格とする。その成績は、定期試験80%、講義に先立って行なう小テスト(口頭試問等を含む)20%の割合で判定する。やむを得ない事情で定期試験を欠席した者で、担当教員が「正当な欠席理由」と認めた者には追試験を実施する。また定期試験不合格者には1回に限って再試験を実施する。
履修上の注意 1.理解力の向上を目指す目的で、講義開始前に小テスト(口頭試問等  を含む)を行なうことがある。この小テストは成績評価に反映される。
2.追試験及び再試験に不合格の者は再履修とする。
3.授業の変更連絡等は掲示で行なう。
教員からのメッセージ 多くの諸君は、この講義までに系統的に微生物科学を学んだ経験がありません。微生物科学は、高校までに学んだ生物学とは全く異なる学問と認識し、「高校で生物を選択したから・・・」という安易な姿勢で取り組まないことを勧めます。
学習・教育目標との対応 この講義は、応用化学科教育目標の
B.生物工学に関する専門的知識を身につける
E.広く世界に情報を求め、人と自然の調和を考えた科学技術を展開で
  きる
に対応している
関連科目 3年後期開講 微生物化学工学
3年後期開講 環境生物工学
3年後期開講 生物工学実験
その他 特になし