開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 7 |
授業科目名 | 有機化学実験 |
開講曜日と時限 |
火曜日 5〜7時限(12:55〜15:20)
金曜日 5〜7時限(12:55〜15:20) |
教室番号 | H318 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | (1.5) |
対象学科・学年 | 応用化学科3年 |
必修・選択の別 | 必修 |
授業方法 | 実験 |
担当教員 |
松山春男(Matsuyama Haruo) (応用化学科・生物工学講座)
関 千草(Seki Chigusa) (応用化学科・生物工学講座) |
教員室番号 |
H−315(松山)
U−307(関) |
連絡先(Tel) |
0143-46-5752(松山)
0143-46-5751(関) |
連絡先(E-Mail) | hmatsuya@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜日12:00〜12:50(松山)
水曜日12:00〜12:50(松山) |
授業のねらい |
有機化学において基礎的で重要なアセチル化反応、ジアゾニウムカップリング反応、アルドール反応をおこない、有機化学理論の理解を深める。また、有機化学実験で使用する装置・器具および薬品の取り扱いに習熟し、基本的な諸操作法も学ぶ。
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到達度目標 |
1)有機化学の理論を学び、実験内容が理解できる。
2) 装置・器具、薬品類および合成物の性質などを調査・整理して実験計画ができる。 3)実験計画に基づいた実験の遂行および器具・装置の操作、薬品の取り扱いが習熟できる。 4)実験データの整理ができ、必要かつ十分な報告書の作成ができる。 |
授業計画 |
第1回目 実験説明会(実験の心得と安全について)
第2〜5回目 アセトアニリドの合成 1)アニリンの蒸留精製および屈折率の測定 2)アニリンのアセチル化反応、再結晶および融点測定 第6〜9回目 オレンジIIの合成 1)ジアゾニウムカップリング反応 2)薄層クロマトグラフィーおよび紫外・可視分光測定 第10〜13回目 ジベンジリデンアセトンの合成 1)アルドール縮合反応 2)カラムクロマトグラフィーおよび融点測定 第14回 分子構造解析I(赤外分光法、紫外・可視分光法) 第15回 分子構造解析II(核磁気共鳴分光法) ○実験報告では、・目的、・実験の準備と方法、・実験結果と考察、 ・参考文献、・課題の解答などを記入した報告書を提出して指導を受け る。 ○第14〜15回では、目的化合物を自分で考えて有機合成の計画を立てる。 ○提出期限を厳守すること! |
教科書及び教材 | 有機化学実験手引書(実験説明会で配布する) |
参考書 |
マクマリー「有機化学(上、中、下)」東京化学同人
有機化学実験書(実験室前の廊下、附属図書館) |
成績評価方法 |
実験説明会を含めて出席が100%の者を評価対象とする。
成績は次の割合で評価する。実験態度30%、実験報告書70% 出席を満たさない者は再実験、報告書提出のない者は再履修。 |
履修上の注意 | 基礎有機化学、基礎有機反応、有機化学A、有機化学Bを学習しておくのが望ましい。 |
教員からのメッセージ | 実験では積極的に自らの手を動かして経験することが最も重要である。また、事前に該当する合成反応の理論や実験操作を学習することによって、実際の実験で扱う薬品の種類、温度、反応時間などの反応条件において、「何故そうする必要があるのか」を理解することができる。 |
学習・教育目標との対応 | この科目は、応用化学科の教育目標、B−1(専門的知識ー化学)、C(継続的学習)、F(プレゼンテーション能力)、G(実際的能力)の達成に寄与する。 |
関連科目 | |
その他 |