開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 6
授業科目名 物理化学実験
開講曜日と時限 火曜日(5〜7時限),金曜日(5〜7時限)
教室番号 H217
開講学期 後期
単位数 (1.5)
対象学科・学年 応用化学科2年
必修・選択の別 必修
授業方法 実験
担当教員 杉岡正敏(SUGIOKA,Masatoshi),高野信弘(TAKANO,Nobuhiro),松山永(MATSUYAMA,Hisashi)
教員室番号 H214(杉岡),H317(高野),H417(松山)
連絡先(Tel) H417に来室してください。
連絡先(E-Mail) H417に来室してください。
オフィスアワー 水曜日16:00-17:00(松山)
授業のねらい 実験で使用する器具と薬品の取り扱いに習熟し,重要な概念や法則への理解を深めることを目的とする。
到達度目標 1.定量用器具を扱うことができる。(25%)
2.薬品を扱うことができる。(25%)
3.測定データから目的とする物理量を求めることができる。(25%)
4.第三者が理解できるような報告書を書くことができる。(25%)
授業計画 物理化学実験では、次の5つのテーマを実験する。

1.均一触媒反応
2.NaOH標準液の調製と標定
3.活性炭への酢酸の吸着
4.凝固点降下
5.EDA錯体の電子スペクトル

 これらの実験は実験説明会で配布する予定表にしたがって実施する。
 実験1から実験5では,遅刻あるいは欠席した場合,その日の実験は他の実験日に延期となる。
 白衣,(自分の手をふくための)タオル,安全メガネ,(A4サイズの)レポート用紙,(A4サイズの)方眼紙,直線定規,(曲線を引くための)自在定規,関数電卓を用意する。ただし,安全メガネと関数電卓については,実験説明会で詳しく説明する予定なので,あわてて購入しないこと。
 全ての実験について,実験日当日に結果を提出しなければならない。
教科書及び教材 物理化学実験の手引書(実験説明会で配布する)
参考書 各実験における理論を解説した参考書として,
P. W. Atkins著,千原秀昭,中村亘男訳「物理化学(上)(下)第6版」東京化学同人,上下巻とも5670円(附属図書館蔵)

実験計画の参考書として,
浅田誠一他「定量分析」技報堂出版,2625円(附属図書館蔵)

各実験操作の参考書として,
小笠原正明他「新しい物理化学実験(第2版)」三共出版,2730円(附属図書館蔵)

報告書作成の参考書として,
泉美治他「化学のレポートと論文の書き方」化学同人,1785円(附属図書館蔵)
成績評価方法 1.60点以上を合格とする。その成績は実験日当日に提出する実験結果70%とレポート30%の割合で評価する。
2.実験1から実験5までの五つの実験の中から四つの実験を行うこと。
3.実験3から実験5の三つの実験については,定められた締切日までにレポートを提出すること。
4.不合格者は再履修である。
履修上の注意
教員からのメッセージ
学習・教育目標との対応 応用化学科の教育目標,B-1(専門的知識−化学),C(継続的学習)の達成に寄与する。
関連科目 この科目の履修にあたっては,1年次後期開講の物理学実験,2年次前期開講の化学反応速度論を修得しておくことが望ましい。
今後の関連科目は3年次前期開講の有機化学実験と化学工学実験Aである。
その他 2年生後期に実験説明会を開催する。説明会の場所と日時についての案内は,開催日の2週間ぐらい前にピロティー及び応用化学科H棟中央玄関に掲示する。