開講年度 | 2007 |
教育課程名 | 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目番号 | 30 |
授業科目名 | 材料生産技術 |
開講曜日と時限 | 木曜日 7・8時限 |
教室番号 | A333 |
開講学期 | 前期 |
単位数 | 2 |
対象学科・学年 | 材料物性工学科4年 |
必修・選択の別 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
担当教員 |
蟹澤秀雄(KANISAWA,Hideo)(新日本製鐵・室蘭製鉄所)
村井悦夫(MURAI,Etsuo)(日本製鋼所・室蘭製作所) 大西秀明(ONISHI,Hideaki)(NTTドコモ北海道) 幸野 豊(KOHNO, Yutaka)(材料物性工学科・材料工学講座、取りまとめ担当) |
教員室番号 | K-606(担当教員:幸野 豊) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5660(担当教員:幸野 豊) |
連絡先(E-Mail) | kohno@mmm.muroran-it.ac.jp(担当教員:幸野 豊) |
オフィスアワー | 水曜日 午後4時30分〜午後7時30分(担当教員:幸野 豊) |
授業のねらい | 企業における最新技術を用いた大型機械や装置の生産、規格どおりの高品位製品の生産などの実情を学び、大学で修得する基礎学問が実社会でどのように活かされているか、また実社会で活かすためにどのような姿勢で学修すべきかを理解する。 |
到達度目標 |
1.自家用車に使用されている鋼製小型部品の製造方法や規格、特性を理解できる。
2.原子力発電プラントなどに使用されている大型鉄鋼部品の成形方法や特性の制御方法を理解できる。 3.携帯電話や通信機器に使用されている半導体や電子部品の役割や通信の原理を理解できる。 |
授業計画 |
第1週(4月12日、木) 鉄鋼業及び特殊鋼棒鋼・線材の概説。(蟹澤講師)
第2週(4月19日、木) 製銑・製鋼反応と凝固現象の基礎。(蟹澤講師) 第3週(4月26日、木) 圧延による特殊鋼の組織制御と部品への応用。(蟹澤講師) 第4週(5月10日、木) 成形/加工プロセスと鉄鋼材料。(蟹澤講師) 第5週(5月17日、木) 鍛造の目的および他の加工方法との比較。(村井講師) 第6週(5月24日、木) 鍛造加工の設備・プロセスの紹介。(村井講師) 第7週(5月31日、木) 鍛造方法と加工量の表示、熱的取り扱い。(村井講師) 第8週(6月7日、木) 日本製鋼所室蘭製作所と主な製品の製造プロセス紹介。(村井講師) 第9週(6月14日、木) 日本製鋼所室蘭製作所工場見学。(村井講師) 第10週(6月21日、木) 工場見学の質疑応答と全体のまとめ。(村井講師) 第11週(6月28日、木) ITを支える技術と起業(ベンチャー)。(大西講師) 第12週(7月5日、木) どうして繋がる携帯電話?(大西講師) 第13週(7月12日、木) 無線通信で何ができるか?(大西講師) 第14週(7月19日、木) 無線通信技術の変遷(大西講師) 第15週(7月26日、木) 次世代通信とは何か? (大西講師)。 第16週(8月2日、木) 補講日。 |
教科書及び教材 | 特に無し。必要があれば講義中に随時資料を配布する。 |
参考書 | 講義中に紹介する。 |
成績評価方法 | 随時課すレポートにより評価する。 |
履修上の注意 | |
教員からのメッセージ | 講師の先生方は本学の卒業生であり諸君の先輩にあたる。専門知識だけでなく、様々な分野についての広い知識と深い経験をお持ちの方ばかりなので、学生諸君にとっては有意義且つ興味深い講義になる。多くの学生諸君の受講を期待する。 |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 | 「金属材料学A」、「材料製造プロセス学」、「材料加工学」。 |
その他 | 日本製鋼所・室蘭製作所の工場見学を6月14日(木)に予定している。詳細については、講義中のアナウンスや掲示にて知らせるので注意すること。日程は変更されることもある。 |