開講年度 2007
教育課程名 主専門教育課程 学科別科目
授業科目番号 37
授業科目名 超伝導
開講曜日と時限 金曜日 3,4時限
教室番号 N403
開講学期 後期
単位数 1
対象学科・学年 材料物性工学科 材料工学コース3年
必修・選択の別 選択
授業方法 講義
担当教員 永田正一 (NAGATA, Shoichi)
(材料物性工学科・応用物理講座)
教員室番号 K-603
連絡先(Tel) 0143-46-5612
連絡先(E-Mail) naga-sho@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月曜日 16:00-18:00
授業のねらい 超伝導の実験事実に関する正確な知識を得ること。
本授業では,超伝導の基本を理解し,応用について
例題を通して修得する。
到達度目標 (1)超伝導現象について基本的な実験事実を正確に
   述べることができる。(知識力)
(2)超伝導の応用例を列記して説明ができる。
  (応用力)
(3)超伝導のミクロな理論の概念や考え方の基本
   を理解できる。(理解力)
授業計画 ○シラバスの説明,超伝導の歴史
  超伝導物質,臨界温度
○超伝導の基本的性質
  抵抗ゼロ
  完全反磁性
  磁束の侵入
  臨界磁場
  臨界電流
○第一種超伝導体
○第二種超伝導体
○超伝導の応用例
  電磁推進船
  磁気浮上リニアモーターカー
  超伝導量子干渉計
  脳磁計
  心磁計
○超伝導のミクロな理論
○まとめ
教科書及び教材
参考書 (1) ローズ-インネス,ロディリック著 
  (島本 進、安河内 昴 訳)
  「超電導入門」産業図書出版 定価(3500円)
(2) 村上雅人著
  「はじめてナットク超伝導」講談社ブルーバックス
  定価(980円+税)
成績評価方法 100点満点中60点以上が合格点である。
1回目のレポート課題40点, 2回目のレポート
課題60点の割合でレポ−トの内容によって
評価する。
履修上の注意 (1)80%以上の出席が必要(未満の場合は,
  非履修とみなす)。
(2)質問は大歓迎。
(3)授業の変更や緊急時の連絡は授業中また
  は掲示板で通知する。
(4)不合格者は再履修しなければならない。
教員からのメッセージ レポ−トは自力で作成すること。見やすい
文字や書き方を心がけること。
学習・教育目標との対応 「応用物理コース」:JABEE基準1(1)の
     (d)-(2a) に対応する。 また、
     応用物理コースの学習・教育目標の
     (F):応用物理専門能力に対応する。
「材料工学コース」:材料工学コースの学習・
     教育目標の(D):材料工学の専門
     能力に対応する。
関連科目 この科目の履修にあたっては,2学年前期開講の
電磁気学,2学年後期開講の量子論,3学年前期
開講の統計熱力学を履修しておくことが望ましい。
その他